ソイル大臣は、シリア危機の当初（2011年）から今まで、トルコは国として国民の寛容と国家の適切な取り組みにより世界の模範となる移民政策を講じてきたと述べた。
トルコがこの負担を単独で背負わざるを得なかったこと、この過程に良心から対処してきたと述べたソイル大臣は、トルコが現在、360万人のシリア人を含む合計400万人の難民を受け入れていることを振り返った。
また、ソイル大臣は、シリアのイドリブ地域でトルコ国境のすぐそこにおり、死と弾圧から逃れてきた150万人のシリア人にも人道支援が届けられていると伝えた。
一方、ギリシャの治安部隊が、エディルネの国境で避難場所を求める人々にペッパーガスを放ち、非人道的な行為をしていると述べたソイル大臣は、
「欧州連合（EU）の代表者や外国の市民団体が、最近起きている出来事を受けてすべきことは、ギリシャ国境に代表者を派遣し、移民たちへの非人道的な行為を観察して報告することだ。ギリシャ当局に対し、1951年の難民の地位に関する条約をはじめとする基本的な諸条約にふさわしい、最も重要なものとして、人道にふさわしい行動を取るよう呼びかける」と話した。
（2020年3月2日）
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ソイル内相、ギリシャに呼びかけ：「難民に対し人道にふさわしい行動を」 - TRT 日本語
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