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Sunday, April 12, 2020

【麒麟がくる】佐々木蔵之介が演じるのは「新しい時代の大河ドラマにふさわしい」誰も見たことがない秀吉(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース

佐々木蔵之介が撮影エピソード明かす

 現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第13回が12日に放送される。第13回では、後に光秀の最大のライバル・秀吉となる藤吉郎を演じる佐々木蔵之介が初登場する。佐々木は「後に太閤豊臣秀吉とまでになる役ですが、登場はもう小物感しかなかったです。視聴者のみなさまも『こんなちょこまかしたヤツが出てきたか』と楽しんでいただければ」と大河ファンにメッセージを送った。

【画像】出世のため、本を片手に初登場する藤吉郎

 尾張の最下層農民から、持ち前の人懐っこさと庶民ならではの自由さを武器に、信長の家臣として頭角を現していくことになる藤吉郎。初登場となる第13回では、大きな荷物を背負って登場し、本を片手に駒(門脇麦)に字の読み方を教えてほしいと頼み込む。「藤吉郎は出世欲が強くがむしゃら。とにかく今の貧しさから抜け出そう、這い出そうとひたむきです」と佐々木。撮影は早朝ロケで行われ、「僕は裸足に草履で、衣装の布の表面積も少なく、とにかく寒かったです。さらに僕の体より大きくたくさんの重い荷物を持っての撮影。一刻も早く出世したいと思いました(笑)」と、まだ貧しい農民役であるが故の過酷さに悲鳴を上げていた。

 佐々木演じる藤吉郎について、制作統括の落合将氏は「登場から独特の存在感で『見たこともない秀吉』を全力疾走していただいております。まだ本格的に信長とのシーンはないのですが、新しい時代の大河ドラマにふさわしい、従来のイメージをくつがえす、明智光秀最大のライバルにして敵、佐々木蔵之介秀吉を、ぜひご堪能いただければ」と、これまで描かれてきた秀吉像を刷新する好演に期待を寄せた。

 光秀の謎めいた前半生にスポットを当て、その生涯を中心に戦国を駆け抜けた英傑たちが描かれる「麒麟がくる」。佐々木も「果たして藤吉郎がどんな人物で、今後どう変化していくのか? そして、なぜ本能寺の変が起こったのかという謎を『麒麟がくる』ではどのように描いていくのか、僕自身も楽しみにしています」と自身が演じる秀吉の行く末に興味津々の様子。信長と並び、光秀を語る上で欠かせない存在となるだけに、視聴者からの期待値も高そうだ。

ENCOUNT編集部

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