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Saturday, June 6, 2020

ガソリン価格まだまだ上がる? 3週間で約10円アップの地域も 「これまでが異常」(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース

値下がりはジワジワ、値上がりはビュン?

 長らく下落が続いていたガソリン価格が、上昇に転じています。  資源エネルギー庁が2020年6月3日(水)に発表した石油製品価格調査結果によると、6月1日(月)時点におけるレギュラーガソリンの店頭現金小売価格の平均は、1リットルあたり128.4円で、前の週と比べて1.5円アップしました。 【ランキング】ガソリン価格 上がりまくってる都道府県は…?  値上がりは5月18日(月)調査から3週連続で、都道府県別の値動きを見ると、5月11日(月)時点より下がっているところもあるものの、6月1日(月)の調査では全都道府県で前週に比べ価格が上昇しました。とりわけ上昇が顕著なのは北海道で、5月11日(月)時点から9.6円も上がっています。  1月の下旬から16週にわたり続いたガソリン価格の下落は、全国でいち早く新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言が発出されるなどした北海道や、東北、中国地方などにおいて顕著でした。上昇に転じたここ3週間、これら地域は値上がり幅も大きく、東北地方は5.5円、中国地方は4.6円、それぞれ値上がりしています。一時は最大22円以上に拡大した都道府県ごとのレギュラーガソリン平均販売価格の差も、6月1日(月)時点で18.2円まで縮まっています。  一方、6月1日(月)時点でレギュラー1リットルあたり平均117.7円と、全国で最も安い徳島県や、119.2円で2番目に安い香川県は、ここ3週間の値上がり幅もそれぞれ3.3円、2.2円ほどです。  資源エネルギー庁の価格調査を受託している、一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センターによると、ガソリン価格は店舗どうしの競合によっても大きく左右され、必ずしも、値を下げた地域ほど値上がり幅も大きくなっているというわけではないといいます。

経済活動再開でガソリン価格も上向き傾向… 今後は?

 では、ガソリン価格は今後どうなっていくのでしょうか。エネ研・石油情報センターによると、「いままでは原油価格が異常なほどに下がっていた」といいます。 「新型コロナウイルスの影響で経済活動が冷え込み、石油がダブついていたことが原油価格の下落につながっていました。サウジアラビアとロシアが5月から始めた石油の減産が、7月以降も継続することへの期待感と、世界的な経済活動再開の動きから、原油価格が戻ってきています」(一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター)  つまり、石油の供給過剰が原油価格を押し下げていたわけですが、需給バランスが適正といえる段階まで戻ったかといえば、それは「そうとう先」とのこと。下落前の原油価格は1バレルあたり60ドルから70ドルだったところ、現在は30ドル程度だそうです。  とはいえ、原油価格は今後さらに上がっていくのは間違いないといいます。 「心配されるのは、新型コロナウイルス感染拡大の第2波、第3波が来て、経済活動が再び冷え込むことでしょう。また、アメリカと中国の動きも気になります。仮に両国間で経済制裁などが行われれば、経済の動きも鈍り、石油がダブつく可能性もあります」(一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター)  新型コロナウイルスによって、世界が大きく変わったこともあり、もはや石油の需給量が「コロナ前」の水準に戻るかも、未知数だそうです。

乗りものニュース編集部

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June 06, 2020 at 04:14PM
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