自民党総裁選を前に、岐阜市加納大手町の岐阜大付属小中学校の中学3年生が11日、社会科の授業で模擬総裁選を体験した。政治を身近に感じてもらう狙い。
岐阜大教育学部の田中伸(のぼる)准教授(社会科教育学)と、付属校で社会科を担当する岸周吾教諭が企画した。
1クラス39人が参加。授業冒頭、立候補者3人のうち誰が総裁にふさわしいかを挙手で考えを表明した。続けて7、8人ずつの5班に分かれ、班ごとに候補1人の政策内容や人柄など4項目をインターネットなどで調べ、分析結果をチャート図にまとめた。他の班と情報交換したうえで各自が、タブレットを使い投票した。
投票後、川口麟太郎さん(14)は「政治は遠いものだと思っていたが、調べてみたらそれぞれの(政策)実現力や人柄が分かった」と述べた。授業冒頭は「なんとなく候補者を選んだ」が、「党内人気の強さが実行力につながるのでは」と考え、投票先を変えた。
野々垣凪紗さん(15)は「人柄がいい印象が強く、調べると政策内容が国民に寄り添っていると感じた」と、2度とも意中の候補は変わらなかった。
岸教諭は生徒たちに「まずは身近にある政治を感じることが大切」と呼びかけた。そして取材に「ニュースも意識的に見ないと、候補者の情報は入ってこない。(この授業では)自分からはなるべく情報を伝えず、メディアが今発信している情報をもとに生徒が分析、選択し判断するステップを大事にした」と説明した。【熊谷佐和子】
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September 13, 2020 at 07:30AM
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