学情は15日、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生計1200人を対象に実施した「セミナー・インターンシップの参加方法」に関するインターネットアンケート調査の結果をまとめ発表した。
それによると、セミナー・インターンシップの参加は、「オンラインで参加経験あり」が71.0%で、「オンラインでの参加経験なし」29.0%を大きく上回った。
一方、「直接訪問で参加経験あり」は40.9%。参加経験は、「オンライン」が「直接訪問」を30.1ポイント上回る結果となった。
「オンライン」参加のセミナー・インターンシップでは、参加で「志望度が上がった」との回答が34.3%、「どちらかと言えば上がった」が38.7%で、73.0%が「志望度が上がった」と答えている。
「直接訪問」では、「志望度が上がった」が51.3%、「どちらかと言えば上がった」32.6%で、83.9%が「志望度が上がった」と回答。
「直接訪問」のほうが、「オンライン」での参加より「志望度が上がった」の回答が10.9ポイント高くなっている。
学生からは、「直接のほうが、社員の雰囲気を知り活発な意見交換ができた」、「仕事内容を体験し、働くイメージを深めることができた」などの声が寄せられた。
「オンライン」でセミナー・インターンシップに参加した理由は、「参加希望のセミナー・インターンシップの実施がWebだけだった」が58.8%で最多。次いで、「移動時間を節約できる」53.1%、「感染症のリスクなく参加できる」46.9%。
「直接訪問」で参加した理由は、「直接訪問のほうが雰囲気が分かるから」が最多で73.9%。次いで、「実際に人事担当と話すことができるから」60.5%、「直接訪問のほうが得られる情報が多いから」46.2%。
「参加希望のセミナー・インターンシップの実施が直接訪問のみだった」の回答は27.7%にとどまっており、「直接訪問」のセミナー・インターンシップに参加した学生は、対面だからこそ得られる情報を得るために直接訪問での参加を自身で選択しているようだ。
この調査は、通年採用対応ジョブ型インターンシップサイト「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者を対象に、10月8日~12日にかけて、アンケートのポップアップを表示する形で実施。有効回答数は1200人。
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学生は直接訪問のセミナー・インターンシップに「志望度が上がる」傾向 =学情調べ= - ICT教育ニュース
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