
居場所がなかったり、経済的に困窮したりしている18歳~20代の女性に、住まいと自立のための支援を提供するシェアハウス「アマヤドリ」が5月、横須賀市にオープンした。名前は、運営者の菊池操さん(37)が「降りやまない雨はない。少しの間ここにいて。雨が上がってから歩きだしたらいいよ」との思いを込めた。
菊池さんは高校の元養護教諭。新型コロナウイルス感染拡大後、ネット交流サービス(SNS)でつながった卒業生から「死にたい」「家出した」との相談が連日寄せられるようになった。菊池さんは「コロナで自宅に閉じこもる生活が、家族や友人との関係を行き詰まらせている」と感じた。
児童福祉法は18歳未満が対象。虐待や貧困に直面した子への公的支援は18歳になると途切れてしまう。自力で仕事や住まいを見つけられず、性犯罪に巻き込まれるケースも。菊池さんは「彼女たちが安心して住める家をつくりたい」と決意。昨秋に養護教諭を辞め、県の起業支援拠点「HATSU鎌倉」のサポートを受けて立ち上げた。
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