美術館への侵入を試み続けている黒猫さん。もはや警備員さんに会いに来ているようにも見えてくる動画がTwitterに投稿されています。ナデナデされた黒猫さんがうれしそうでほほえましい。
広島県の尾道市立美術館にやってくる黒猫の「ケンちゃん」は、すぐ近くにあるレストランで暮らしている男の子。2017年3月頃から、館内に入ろうとするケンちゃんと警備員の攻防が話題になり、それから4年以上経った今でも、常連客のように堂々と正面玄関から侵入を試みる姿が公開されています(関連記事)。
今回もケンちゃんが自動ドアを恐れることなく入ってくると、少し慌てるようにやってきた警備員さんとの一対一での勝負になりました……!
不意の侵入で先手を取ったケンちゃんでしたが、警備員さんが優しく話しかけながらなでると、足を止めて「にゃ〜」と気持ちよさそうに受け入れます。
コメントでは「警備員さんに構って欲しかっただけなのかな?」なんて声も寄せられており、ツンデレなケンちゃんが大好きな警備員さんに会いたいだけなのかも、という気持ちになってきます。ふたりの一進一退の攻防戦は、仲良しで平和な光景。これからもまだまだ続いていきそうです。
数日前には、玄関前まで来て中には入らない「焦らし戦法」をとるケンちゃんの姿もみられました。
外から警備員さんを見つめる日もありつつ、その後日には警備員さんに名前を呼ばれたケンちゃんがうれしそうに寄ってくる様子も。長い付き合いから生まれた両思いな関係にほっこりします。
ちなみに、ケンちゃんの仲間で「ゴッちゃん」という愛称で知られる茶トラの地域猫「吾作」君は、2019年に里親さんに引き取られ家猫となりましたが、尾道市立美術館のTwitterアカウント(@bijutsu1)ではたびたび写真が公開されており、元気で幸せな日々を送っているのが分かります。
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