中国自動車道吹田JCT-中国池田IC間(西日本高速道路)
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1970年の大阪万博を機に開通した中国自動車道の吹田JCT(ジャンクション)─中国池田IC(インターチェンジ)間で、2021年度に大規模な更新工事が始まった。
特徴は、これまで見たことのない様々な工法を駆使している点。中でも驚くのが豊中高架橋だ。国内初となるジャッキアップ工法を採用している。
ジャッキアップ工法による施工の様子(動画:JFEエンジニアリング・MMB・川田工業・宮地エンジニアリング・ピーエス三菱JV)
桁と床版が下から上に「せり上がる」──。同工法で施工中の橋の動きを表現するとこんな感じだろうか。
供用中の高架橋の下で新しい桁と床版を地組みし、既設桁の下面まで1次ジャッキアップで持ち上げておく。その後、終日通行止めにしてから既設桁を撤去し、新設の桁と床版を一気に2次ジャッキアップする。撤去後、すぐに下から床版と桁を設置できる工法だ。高架下に制約がない場所で使える。
からの記事と詳細 ( せり上がる橋、中国自動車道の大改造で新工法が続々誕生 - ITpro )
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