フジテレビ・スケート班が取材した動画を毎日配信!Vol.56
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カナダ・モントリオールで開催予定だった「世界フィギュアスケート選手権2020」(以下、「世界選手権」)が中止に。シーズンのクライマックスの舞台は失われ、様々な活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・スケート班が取材した動画が3月23日から配信されている。
シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場。フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。
やっぱりみんなクルクル回るのが好き!?
「フジテレビフィギュアスケート担当アナウンサーがフィギュアスケートについて語る動画」第3弾としてアップされたのは…。
鈴木芳彦アナ × 大村晟アナ カップル競技への愛を叫ぶ
第1弾にも登場しフィギュアスケート愛を暴走!?させた、“スーさん”こと鈴木芳彦(すずき・よしひこ)アナウンサーと、今回が動画初登場の大村晟(おおむら・まさと)アナウンサーが「カップル競技への愛を叫ぶ会」の前編。
まずは恒例の自己紹介からスタート。
鈴木アナ:フジテレビ2006年の「全日本選手権」のアイスダンスから実況を担当しております、鈴木芳彦です。よろしくお願いいたします。そして、(大村アナへ)今回初登場ということになりますね、自己紹介お願いします。
大村アナ:はい。入社7年目、2017年の「全日本ジュニアフィギュア選手権」から実況を担当している大村晟です。よろしくお願いいたします。
鈴木アナ:じゃあ大村くん、みんなね、好きな要素。フィギュアスケートの好きな要素を話してるんだけどもね、あなたは何ですか?
大村アナ:僕はスピンが好きでですね、フィギュアスケートって氷上のジャンプですとか、ダンスというのが本当に鮮やかなんですけど、結構スピンに注目することが多いんですよね。決まったポジションとか決まった形というのはもちろんあるんですけど、その中にも選手によっていろんなアレンジが加わっていたり、スピードとか、その位置からまったく動かないスピンを見ると「うわー」ってなりますね。
鈴木アナ:ほぉ~、なるほどね。
実は、同企画の第1弾で中村光宏アナウンサーも「高速アップライトスピン」、鈴木アナ自身も「シンクロナイズドツイズル」が好きだと話していて、「やっぱりスピンは人気ある」「みんなクルクル回るのが好きなんだね」と最初から盛り上がる。
3月の「世界選手権」では、鈴木アナがアイスダンスの実況を、大村アナがペアの実況を担当するはずだったが、大会中止の決定を受け「なるべくステイホームしながらこの動画を楽しんでもらいたい」と、この企画が実現した。
大村アナは「我々アナウンサーは、 なかなかテレビ番組で自分の思っていることをフリートークをすることがないので、こういう機会って本当にいいなと思います」と張り切る。
2019-20シーズンのペアは中国の勢いがあった
鈴木アナ:今シーズンのペアを振り返っていかがですか?
大村アナ:そうですね、本当に「世界選手権」が楽しみで仕方なかったんですけど。年々レベルが上がっているなっていうのは感じていまして。国内もそうなんですけれども、世界の中でも、中国勢が今シーズンは特に勢いがあったんじゃないかと思うんですよね。
ウェンジン・スイ&クォン・ハン組の強さはもちろんなんですけど、チャン・ペン&ヤン・ジン組も、「四大陸選手権」(「四大陸フィギュアスケート選手権2020」2020年2月4日~9日/韓国・ソウル)であれだけの存在感を放ったので、同じアジアの中にあって、大陸を代表する中国が本当に強いな、確固たる地位を築きつつあるなというのは今シーズン特に思いましたね。
鈴木アナ:その昔はね、バンクーバーオリンピック(2010年)で金メダルを獲ったシュエ・シェン&ホンボー・ツァオ組。ホンボー・ツァオさんはコーチとしてね、今、大村くんの話にあった2組のコーチをやってますけども。あとは、ダン・ジャン&ハオ・ジャン組とか、クイン・パン&ジャン・トン組。本当にね、世界のトップ3が中国のトップ3と言っても過言ではないぐらいの時代を築いていた時期があったわけですけれども。
大村アナ:(うんうんとうなずく)
鈴木アナ:そのあとね、ロシアも強くなりましたよね。特に…。
大村アナが口をはさむ隙がないほどに熱く語る鈴木アナは、ここ数年のロシアの選手やドイツの選手の強さについても言及するが「ここにきてまたね、大村くんの言うように、中国の強さ。ホンボー・ツァオコーチの遺伝子を継ぐウェンジン・スイ&クォン・ハン組がですね、ものすごく勢いがあるなという感じになってきましたね」と今シーズンを振り返る。
世界王者ウェンジン・スイ&クォン・ハン組も安泰ではない!
大村アナ:「四大陸選手権」のショートでちょっと出遅れたんですよね。ウェンジン・スイ&クォン・ハン組が。2017年あたりからここまで名実ともに世界の中でもトップクラスというカップルが、まさかのショートプログラムで出遅れて。
「え!どうした?あの世界王者が?」というところで、巻き返しを図ったあのフリーの、ほとんど完ぺきだった演技というところに感銘を受けましたし、あの強い王者も失敗から逆転優勝っていう、なんかさらに成長したなっていうのは、すごく思いましたね。
鈴木アナ:なるほどね。そして彼らも安泰ではないですよ。やっぱり「ヨーロッパ選手権」(「ヨーロッパフィギュアスケート選手権2020」2020年1月20日~26日/オーストリア・グラーツ)でもね。ロシアのアレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキー組。だって、「ヨーロッパ選手権」のトータルスコア234.58。
大村アナ:はい、半端ないですよ。ものすごいですよ。
鈴木アナ:これだって、ウェンジン・スイ&クォン・ハン組に近いもんね。234点台同士だもんね。
大村アナ:そうですね。
鈴木アナ:そういう意味でもね、ものすごく競った展開になるのかなと「世界選手権」楽しみでしたけどね。
大村アナ:いや~、本当に、おっしゃる通りですよ。
改めて「世界選手権」での戦いを観たかったと残念そうな2人。
鈴木アナは「ウェンジン・スイ&クォン・ハン組はすごく可能性を秘めたペアだと思う」と、今までにないペアの選手として期待していると持論を展開する。
また「4回転ジャンプや4回転ツイストリフトを見なくなった」と、プログラムの組み方についての話題でも盛り上がる。
日本の三浦璃来&木原龍一組の今後の成長が楽しみ
鈴木アナ:日本も、三浦璃来(みうら・りく)&木原龍一(きはら・りゅういち)組が。「全日本選手権」(「 全日本フィギュアスケート選手権2019 」2019年12月18日~22日)は、一組だけの出場でしたけれども、頑張ってくれましたよね。彼らどうです?
大村アナ:カップル結成して浅いですけれども、大会というか、経験を踏むごとに、ユニゾンとか、お互いがこうやりたいんだというのがわかってきつつあるんじゃないかっていうのを感じますね。
鈴木アナ:三浦選手はジュニアの頃からすっとペアやってきてるし、木原選手は元々はシングルスケーターでしたけど、ペアになってから長くなりましたから。お互いペアスケーターとしてのキャリアがあるから、ペアワークが完成されるのも早いのかなという風に思っています。今後の成長が楽しみですね。「世界選手権」とか大舞台を踏んで、どういう風になっていくのか。そしてほかにも日本からペアが出てきてほしいですね。
大村アナ:そうですね。
鈴木アナ:リンクの上にペアが4組とか、第1グループ、第2グループとかね。たくさん出てきたらうれしいですね。国内の競争が激しくなるとレベルも上がりますから。そういう意味では、日本のペアももっともっと来てくださいって思うんですよね。
大村アナ:そのために我々にもできることないですかね?
鈴木アナ:やっぱりテレビでその魅力を伝えることだと思うんです!
競技を盛り上げるためには「ファンが注目していることが、テレビ局に伝われば伝わるほど、放送される時間帯も変わってくるんですよ」と声を上げ、だからこそ「全国のカップルファンに呼びかけたい」「カップル競技ファンの力が必要」と力説する。
また、髙橋大輔選手がアイスダンサーに転向したことや、ケガを繰り返し引退していたアイスダンスの立野在(たての・ある)選手が、今年の4月1日に現役復帰宣言したことに触れ「大村くんにも、ペアと一緒にアイスダンスにも注目してもらいたい」と言い、大村アナも「もちろんですよ!」と答えている。
そしてまだまだ語り足りない「カップル競技への愛を叫ぶ会」は後編に続く。
前編の動画はこちらからチェック!
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May 26, 2020 at 10:00AM
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「国内の競争が激しくなるとレベルも上がる」実況アナがフィギュアスケートカップル競技への愛を叫ぶ(前編) - フジテレビュー!!
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