うたの泉(1263)晴れ上がる銀河宇宙のさびしさは たましいを掛けておく釘がない/杉崎恒夫(すぎさき・つねお)(1919〜2009年)
一読、シビれました。私が詩を読んだ、と感じるのは、短く、けれど的確に、作者の世界観が手渡された、と確信できたときです。掲出歌。見上げた大きな空間から示される言葉の流れ。たどり着く、何と小さな結句の世界。銀河宇宙から、釘(くぎ)。たった三十一音の一首の中で、こんなにも大きな世界を示せるのだ、と恍惚(こうこつ)としました。「たましい」とは。「掛ける釘」とは。わかりにくさも楽しく。「釘がない」のは、さみしい。歌集『食卓の音楽』より。(駒田晶子)
2020年05月31日日曜日
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May 31, 2020 at 07:45AM
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