1部(後7・30〜8・55)は34・2%。前回の34・7%から0・5ポイント減となった。
コロナ禍で迎えた“異例”の紅白。史上初の無観客での開催で、放送時間も15分短縮するなど、コロナ禍での開催方法を模索。通常、NHKホールから生放送しているが、今年はNHK放送センター全体が舞台に。NHKホール、局内最大の広さを誇る101スタジオ、オーケストラスタジオ、審査員ルームの4会場をメーンに各会場のステージならではの演出が手掛けられた。
また、昨年いっぱいでグループとしての活動を休止した嵐が東京ドームからの生中継で第2部序盤の午後9時40分に登場。13分間にわたり「カイト」「君のうた」「Happiness」の3曲をメドレーで披露した。
さらに、嵐の出番前後にも“目玉”を用意。嵐の前は、NHK連続テレビ小説「エール」のコーナーに次ぎ、覆面ユニット「GReeeeN」が主題歌「星影のエール」などを自身初の生歌唱で披露した。嵐の後は、昨年のレコード大賞に選ばれたLiSA(33)が、映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌「炎(ほむら)」を歌い、見せ場を作った。
白組トリは福山雅治(51)で「家族になろうよ」。大トリはMISIA(42)が務め、「アイノカタチ」を圧倒的な歌唱力で歌い上げた。
テーマは「今こそ、歌おう みんなでエール」。総合司会を「ウッチャンナンチャン」の内村光良(56)と同局の桑子真帆アナウンサー(34)、白組司会は俳優の大泉洋(47)、紅組司会を女優の二階堂ふみ(26)が務めた。
令和初となった前回19年は37・3%で、2部制になった1989年以降、歴代最低の数字を記録。40%の大台を割ったのは17年以来6度目だった。
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