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Wednesday, January 20, 2021

【燕ルーキーの素顔に迫る!】ヤクルトD6・嘉手苅、“再び上がる”プロのマウンドで両親に恩返し - サンケイスポーツ

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 ヤクルトの新人選手の素顔を紹介する連載の第4回。ドラフト6位・嘉手苅(かてかる)浩太投手(18)=日本航空石川高=は小学校時代に、“日本シリーズのマウンド”に上がっていた。(随時掲載)

 1歳上と6歳上の兄に連れられて、白球を追い始めた。嘉手苅は小1で広畑コンドルスに入団し、主に捕手としてプレー。監督でもある父・一弘さん(50)の教えで成長し、小6でタイガースジュニアに選出された。それが2014年。ちょうど日本シリーズが甲子園で開催された幸運も重なり、嘉手苅は第1戦で始球式を務めた。

 「球場は満員だったので、緊張しかなかった。後ろにメッセンジャー投手がいて、すごくデカいなと思ったことを一番覚えています」

 当時、自身も165センチあったが、メッセンジャーは198センチ。重要な初戦を任された右腕を見上げ、気迫を間近で感じ取った。「大舞台というのを経験できたので、その後の大会でも自分の力が出せたというのはあったと思います」。中3でヤングリーグ準優勝。日本航空石川高では再び甲子園のマウンドに立ち、力を発揮してきた。

 室蘭シャークスや新日鉄住金など社会人の強豪チームで投手だった父と小学校時代に取り組んだ練習が礎となっている。「厳しかったです。チームの練習日以外も毎日、自宅で1時間半から2時間、ティー打撃や投げ方を教わっていました」と当時を振り返る。

 転機は高校時代。寮生活となって初めて自宅を出て、身の回りの世話をしてくれていた両親のありがたさが身に染みた。「親のためにも、高校を卒業してプロに行くと思ってやっていました」と意識が高まった。「車を買ってあげられるような活躍ができるようにしたい」と嘉手苅。191センチの長身から投げ下ろす『燕の巨人』が、プロでスター街道を駆け上がる。(横山尚杜)

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