世界卓球選手権ヒューストン大会・個人戦(11月23~29日・アメリカ・ヒューストン) 大会5日目 ●男子シングルス準々決勝 樊振東(中国) -8、7、5、8、9 林高遠(中国) 梁靖崑(中国) -8、-12、-8、8、4、8、8 カルデラノ(ブラジル)
第1シードの樊振東、逆転勝利で初優勝へ前進
男子シングルス準々決勝の第3試合、今大会第1シードの樊振東が登場。4回戦の王楚欽に続き、同じ中国代表、さらに左利きの林高遠との対戦。1ゲーム目から2ゲーム目の中盤まで、林高遠のチキータに苦しめられた樊振東だったが、サービスを散らしながら両ハンドのカウンターを炸裂させて逆転勝利。念願の初優勝へと向け、またひとつ大きな関門を越えた。
カルデラノに大逆転勝利の梁靖崑。2大会連続ベスト4進出を決める
準々決勝で最ももつれたのが梁靖崑vs.カルデラノ。序盤はカルデラノがスパークし、キレのある動きから強烈な両ハンドドライブを次々に厳しいコースへと打ち込んで3ゲームを連取。だが、梁靖崑がメリハリをつけた台上とボールの緩急でカルデラノの強打を防ぎ、なんとか4ゲーム目を奪い返すと、試合の流れは変わっていく。ゲームが進むにつれてカルデラノが強打を放つ展開が減り、ミスも目立つようになる。一方の梁靖崑は随所で威力あるバックドライブを叩き込み、勝負を最終ゲームへと持ち込んだ。観客席から絶叫にも近い両選手への応援のコールが飛び交う中、最後は梁靖崑が逃げ切って2大会連続のベスト4進出。重圧から解放された梁靖崑は勝利の瞬間ベンチへと走り、喜びを爆発させた。
準決勝は樊振東と梁靖崑の同士討ちに
●男子シングルス準々決勝の結果 ボル(ドイツ) -4、5、10、7、-9、7 ジャー(アメリカ) モーレゴード(スウェーデン) 11、8、-2、4、-12、7 アルナ(ナイジェリア) 樊振東(中国) -8、7、5、8、9 林高遠(中国) 梁靖崑(中国) -8、-12、-8、8、4、8、8 カルデラノ(ブラジル) 準決勝で対戦することとなった樊振東と梁靖崑だが、前回大会では梁靖崑が勝利している。樊振東は4回戦、準々決勝、準決勝と同士討ちが続く厳しい闘いだが、ここを乗り越えてタイトルをつかんでこそ、真の世界王者として認められるだろう。
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