石油元売り最大手のENEOS(エネオス)が、令和5年10月をめどに和歌山製油所(和歌山県有田市)の機能を停止すると発表した。ガソリンなど石油製品の国内需要が減少していく中、今後の競争力維持には効率の悪い生産拠点をあきらめざるを得ないという決断だ。一方、立地する地域にとっては雇用や税収に穴が開いて打撃となりかねない。企業の「経済合理性」と地元の「経済振興」のジレンマが浮かび上がる。
停止は「断腸の思い」
「地域の皆さまにかわいがってもらった長い歴史を踏まえると、和歌山製油所は当社にとって特別な事業所であることは間違いなく、そのような製油所の機能を停止せざるを得ないことは本当に断腸の思いだ」
1月25日、和歌山市内でオンラインでの記者会見を開いたエネオスの大田勝幸社長は冒頭こう述べた。
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