最高峰の自動車レース、F1の現役ドライバーは世界で20人。日本からはただ一人、角田裕毅(つのだゆうき)(21)が参戦しています。少年時代に小型レーシングカーの「カート」でレースの基本を教えた父・信彰(のぶあき)さん(59)に、F1の見方に続き、モータースポーツの面白さについて聞きました。
――自動車レースと言えば、お金持ちのスポーツというイメージがあります。
うちの場合は、できることは自分でやって、お金はかけていない方だと思います。ゴルフやキャンプなどの趣味にかける金額と同じくらいじゃないでしょうか。時間の融通が利くという点で私のような自営業の方が多いですが、会社員の方も珍しくはないです。
カートは毎回レンタルするより数万円の中古を買った方が安上がりです。整備のやり方は、詳しい人に教えてもらいながら私が自分でやりました。消耗品のパーツは、専門店でなくホームセンターで探せば、かなり節約できます。遠征するようになったら、2台目の自家用車と思ってトレーラーを購入し、牽引(けんいん)免許を取りました。カートの積み下ろしは夫婦で。手が真っ黒になりましたが、お金の節約になるだけでなく、家族のイベントとして楽しめます。
ただ日本でも、チームに子どもを預けて任せるケースは多いと思います。
――海外ではどうですか?
裕毅が15歳のときに出たフ…
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