◆ＪＥＲＡセ・リーグ 広島６―１ＤｅＮＡ（２２日・マツダスタジアム）
８番降格の小園が、初回打者９人で５安打４得点の猛攻の最後を仕上げた。２死一、三塁。簡単に２球で追い込まれたが、ファウルの後の４球目を痛烈に中前にはじき返した。「浮いたカットボールをしっかりたたけた。食らいついていけた」。打席での悲壮な表情から一転、一塁上で安堵（あんど）の笑みを浮かべた。
開幕から全２２試合で３番を務めながら、前日まで打率１割６分９厘と不振を極めた。佐々岡監督は今季初めて１番の西川を３番に据え、小園の８番降格を決断。「そう簡単に外せない選手ではある。ちょっと楽なところでということを考えた」と指揮官。５回にも内野安打を放ち、４戦ぶりマルチ安打で首脳陣の思いに応えた。
不振に苦しみながら、落ち込む姿は絶対に見せないよう努めた。「そういう姿を見せたら（試合に）出ていない選手に失礼。ここまで３番を打たせてもらったことは本当に感謝しかない。ここから、またはい上がっていけるように」。背番号５１の“発奮打”もあり、ＤｅＮＡ戦は開幕から４戦連続２ケタ安打の１２安打６得点で同一カード４連勝。チームの連敗も「４」で止まり、２位に再浮上した。（畑中 祐司）
からの記事と詳細 ( 【広島】８番降格・小園海斗が奮起「はい上がる」連敗４で止めた - スポーツ報知 )
https://ift.tt/19OBPul
No comments:
Post a Comment