大相撲夏場所2日目の9日、朝日町出身の序ノ口7枚目の旭水野(きょくみずの)(本名・水野翔、富山商高OB、大島部屋)が初めて本場所の土俵を踏んだ。相撲経験者の若雅に突き倒されて初黒星を喫したが「関取に上がることが第一の目標。一気に前に出る相撲を磨いていきたい」と決意を示した。
初土俵の春場所では新型コロナウイルス感染予防のため前相撲が行われず、実際に土俵に上がるのは初めてだった。取組後の取材に「落ち着いているように見せようとしたけど、結構緊張していた」と表情を緩めた。師匠からは朝稽古の時に「とにかく思い切っていけ」と激励された。
8日は新序出世披露があり、師匠の大島親方(元関脇旭天鵬)から借りた化粧まわしを身に着けた。黒地に銀の昇り竜があしらわれている。両親らは「やっと出世できたね」と喜んでくれたという。
旭水野は部屋での生活にも少しずつ慣れてきたとし「次から全勝するつもりで6番やっていきたい」と意気込んだ。
●富豊、白星発進
東三段目4枚目の富豊(高岡市出身、金沢学院大附属高OB)は初日で西4枚目の漣(さざなみ)を上手出し投げで下し、白星発進した。
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