電気料金はまだまだ上昇しそうだ。電気やガス料金の比較サイトを運営する責任者に、その見直しと家計防衛術の秘訣を聞いた。
高騰し続ける電気料金が家計を圧迫している(撮影:梅谷秀司)
高騰し続ける電気料金が家計を圧迫している。ただ、ロシアのウクライナ侵攻による化石燃料高騰による電気料金への本格的な転嫁はこれからだ。
今後もさらなる高騰が見込まれている電気料金の負担を軽減するにはどうすればいいか。電気料金やガス料金の比較サイトを運営するENECHANGEの曽我野達也取締役に聞いた。
夏から秋にかけて電気代は一段と上昇
――電気料金の上昇が家計を圧迫していると指摘されています。実態はどうでしょうか。
コロナ禍での在宅生活に伴う電気代の増加に加え、最近では燃料価格の高騰が家計の負担に追い打ちをかけている。
当社のメールマガジン利用者へのアンケート調査(調査期間は2022年2月11~18日。回答者数759人)によれば、コロナ禍における在宅勤務によって最も高くなった支出項目で、水道光熱費が首位になった。
また、新型コロナウイルスの感染拡大前後で電気代が高くなったと回答した人にその原因を聞いたところ、「暖房・冷房器具の利用時間が増えたため」(91%)、「照明の点灯時間が増えたため」(52%)、「自宅でパソコンを使う時間が増えたため」(44%)、「料理・洗濯など家事の頻度が増えたため」(29%)といった結果となった。
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