2022年08月02日17時16分
なぜ、これだけの試練を受けないといけないのか―。J1横浜MのFW宮市亮。7月の東アジアE―1選手権で約10年ぶりに日本代表に返り咲いたが、韓国戦で右膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂。長期離脱を余儀なくされた。
爆発的なスピードを持つ29歳のキャリアは、けがとの闘いでもあった。18歳で名門アーセナル(イングランド)と契約して海を渡ったものの、ドイツ時代には両膝に今回と同じ重傷を負い、引退も考えた。結果を残せないまま昨夏帰国。2年目となった横浜Mで完全復活を遂げようとしていたタイミングで、またしても悪夢となった。
宮市は自身のSNSで「もう現役を終えようと思っていた」と韓国戦直後の心境を明かし、多くの励ましを受けて「またはい上がっていこうと思う」などと決意をつづった。
先月30日の鹿島戦。ホームのスタンドには「再びピッチで輝け待ってるぞ」との横断幕が掲げられ、試合後にはチームメートが「亮 どんな時も 君は一人じゃない」とメッセージが入った背番号17のユニホームを着用。マスカット監督も宮市のユニホーム姿で記者会見場に現れた。
宮市は涙を浮かべてサポーターにあいさつした。「一生忘れることのない、そして自分の決意も改めて確認できた最高の試合だった」。再びピッチに戻ってくることを誓った。
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