ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は8月25日、PlayStation 5の定価を引き上げると発表した。欧州、中東、アフリカ、ラテンアメリカ、カナダ、そして日本を含むアジア太平洋の一部の国・地域において希望小売価格を引き上げるという。
PS5(Ultra HD Blu-rayディスクドライブ搭載版)は、これまで税込5万4978円で発売されていたが、税込6万478円に。PS5(デジタルエディション)はこれまで税込4万3978円で販売されていたが、税込4万9478円で販売される。ディスクあり、ディスクなしどちらのエディションも5500円ほどの値上げとなる。
今回の値上げについてSIEは、「世界中で発生している物価の上昇や、好ましくない為替の動向により、消費者の皆さんや多くの産業において厳しい情勢が続いています」とし困難な経済情勢の影響を受けて、定価を引き上げることを決断したと説明している。また「現在の世界的な経済環境においてさまざまな産業が変化を余儀なくされる状況下、SIEとしても当社ビジネスへの影響を踏まえ、このたびの価格改定はどうしても避けることのできない決断でした」とも説明。あわせて、PS5の供給状況の改善を最優先に取り組むとも語った。
PlayStation 5は2022年9月15日より、PS5(Ultra HD Blu-rayディスクドライブ搭載版)は税込6万478円、PS5(デジタルエディション)が税込4万9478円へと価格が改訂される予定だ。なお米国では値上げは実施されないとのこと。
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