[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日発表した「生活意識に関するアンケート調査」(第91回<2022年9月調査>)によると、1年後の物価が「上がる」と予想する回答者の割合は85.7%となり、前回6月調査の87.1%から減少した。10月から生活必需品の値上げが相次ぐ中でも、物価上昇予想の広がりは一服となった。数値予想は平均が8.5%上昇、中央値は5.0%上昇だった。
5年後に「上がる」との予想も6月調査の79.8%から78.3%へ減少した。毎年の変化率予想は平均値が6.7%上昇、中央値が5.0%上昇だった。
日銀は2%の物価安定目標の実現には家計や企業のインフレ期待の高まりが重要と位置付けており、同アンケートは家計のインフレ期待の動向を把握する指標のひとつとなっている。調査期間は8月5日から9月1日。
(和田崇彦)
からの記事と詳細 ( 1年後に物価「上がる」、85.7%に減少=9月日銀アンケート - ロイター (Reuters Japan) )
https://ift.tt/PYZpuFi
No comments:
Post a Comment