柔道の世界選手権は6日、タシケントで開幕し、女子57キロ級の出口クリスタ(日本生命・松商学園高―山梨学院大出)と女子63キロ級の堀川恵(パーク24・松商学園高―筑波大出)が頂点を狙う。ともに10月で27歳になる2人は塩尻市丘中と松商学園高のチームメートで、刺激し合いながら切磋琢磨(せっさたくま)。ともに挫折を糧に成長し、2年後のパリ五輪に向けた戦いの第一歩を踏み出す。
■2大会ぶり 世界女王狙う出口
2大会ぶりの世界女王の座を狙う女子57キロ級の出口は快活な笑顔で言う。「重圧がないと言えばうそになるけど、全部受け入れて真っさらな気持ちで頑張りたいな。いまはあの時のような不振には陥っていないから」。
“あの時”とは昨年6月の世界選手権だ。代表争いが熾烈(しれつ)な日本ではなく、父の母国のカナダ代表を選択して東京五輪出場を目指した。当時、世界ランキング1位を突っ走っていたが、同じ階級には同2位のクリムカイト(カナダ)がいた。
代表は1人。当初は代表決定戦が予定され、直接対決の戦績で圧倒していた出口が有利とみられた。だが…
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