8日夜、県内でも月全体が地球の影に覆われる皆既月食が観測され、観測会が開かれた八戸市では家族連れなどが大きな歓声を上げていました。
皆既月食は、月が地球の影に徐々に覆われていき、太陽と地球と月が一直線に並んで月全体が地球の影に完全に覆われる現象です。
八戸市児童科学館では8日夜、皆既月食を見る催しが開かれ、地元の天文愛好家や親子連れなどおよそ30人が集まりました。
8日夜の八戸市は断続的に雲がかかり、月食が始まった午後6時すぎには月が完全に雲に覆われていましたが、午後7時ごろからは地球の影に完全に覆われる直前の暗く赤みがかった月が雲の切れ目から姿を現しました。
訪れた人たちは大きな歓声を上げて、望遠鏡をのぞき込んだりスマートフォンで写真を撮ったりして楽しんでいました。
その後、午後8時前になると地球の影に完全に隠れた赤黒い月が観測されました。
また、今回は月が完全に隠れると同時に天王星が月の後ろに入る「天王星食」も観測され、天体望遠鏡では月のそばでひときわ輝いている天王星が見られました。
八戸市の小学1年生の男の子は「赤く光っていてすごかった。雲のすき間から姿を現すのをドキドキしながら見ていました」と話していました。
また、30代の女性は「皆既食はなかなか見られない上、400年前と同じ惑星食まで見られるのはとてもロマンチックです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 皆既月食 八戸市でも観測会 歓声上がる|NHK 青森県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/twD1O5j
No comments:
Post a Comment