J1サガン鳥栖が9日、佐賀県鳥栖市のグラウンドで始動した。クラブは長年、選手のヘアカラーを禁じてきたが今季から解禁。茶色や金色の髪の選手もいたが、精力的に体を動かす姿に変化はなかった。就任2年目となる川井監督は「解禁したからといって、鳥栖の歴史を軽く見る選手はいない」と信頼を寄せるからこその決断だったと明かした。
取材に応じた川井監督は「クラブ側と話をさせてもらった。変えるものと変えてはいけないものを明確にすることが大切」と説明。地域密着を掲げる中で長年、黒髪をルールとしてきたが時代の変化に対応したという。
ユース出身でU-19(19歳以下)日本代表のDF中野は昨年末に初めて茶髪に。2024年パリ五輪や26年ワールドカップ(W杯)での代表入りが期待される若手は「気分が上がる」と笑みを浮かべつつ、「茶髪にしていいプレーができなかったら非難される」と自覚も口にした。伝統継承と改革をうまくミックスさせ、昨季11位からの躍進を目指す。 (伊藤瀬里加)
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