「もっと早く」「動き出して」。J2磐田の全体練習を指導する三浦文丈(ふみたけ)コーチ(52)=静岡市清水区出身=の太い声がピッチに響き渡る。磐田の参謀役は「磐田の目標が達成できるように監督、選手を全力でサポートしていきたい」と意欲を示す。
14年間にわたるプロ選手経験があり、大けがも負い、けがとの付き合い方も学んだ。選手引退後、2007年から、FC東京のトップコーチを皮切りに指導者の道を歩んだ。Jリーグではトップ監督から下部組織まで幅広く選手と会話してきたことは貴重な財産となった。
三浦コーチは、少年サッカーの清水FC、清水商高(現清水桜が丘高)、筑波大で、磐田の藤田俊哉スポーツダイレクター(SD)の1歳上。2人は太い絆で結ばれている。とりわけ、三浦コーチが清水商高3年で主将を務め、第67回全国高校サッカー選手権大会で優勝に貢献したシーンは、藤田SDの記憶に深く刻まれている。
藤田SDは、三浦コーチを招いた理由について「優勝するために何が必要か知っていること。(選手らに)プロとしての気構えを伝えてもらいたい。小学校から一緒だったので信頼している」と語った。
抜群の統率力に加え、指導者...
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