エン・ジャパンは、ミドル層の「転職後の年収」に関するアンケート調査を実施した。その結果、転職後に最も年収が上がる年代は40代前半。業種トップは「IT・インターネット」、職種トップは「経営・経営企画・事業企画系」であることが分かった。
本調査は、同社が運営するミドル世代向けの転職サイト「ミドルの転職」を利用している転職コンサルタントを対象に実施したもの。
転職後に年収が上がるケースで最も多いのは「採用難易度が高いポジションへの転職」(56%)。2位「業績好調な業界への転職」(53%)、3位「役職が上がる転職」(43%)だった。一方、年収が下がるケースは、1位「大手企業から中小企業への転職」(47%)、2位「役職が下がる転職」(47%)、3位「ベース給与が下がる異業種への転職」(46%)となっている。
転職後に年収が上がる年代の1位は「40代前半」(75%)。2位「35歳後半」(73%)と、35〜44歳が上位に。以下「40代後半」(上がる場合:44%/下がる場合:25%)、「50代前半」(同:12%/54%)、「50代後半以降」(同:2%/58%)となり、40代前半をピークに年収が上がる人は減少傾向にあることが分かった。
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転職後に年収が上がる業種
業種別の1位は「IT・インターネット」(54%)。2位「メーカー」(38%)、3位「コンサルティング」(34%)と続いた。
職種別では、1位「経営・経営企画・事業企画系」(46%)、2位「技術系(IT・Web・通信系)」(35%)、3位「営業・マーケティング系」(34%)となり、「コロナ禍でDX化が加速し、引き続き市場において、関連する人材の需要が高いことが分かる」(同社)としている。
調査は1月6〜13日、インターネットで実施。「ミドルの転職」を利用するコンサルタント232人が回答した。
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