17日の県内は高気圧に覆われて気温が上がり、多くの地域でことし一番の暑さとなりました。
18日は佐渡を除く各地で17日よりも気温が上がる見込みです。
こまめな水分補給など熱中症対策を心がけてください。
新潟地方気象台によりますと、17日の県内は高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、各地で気温が上がりました。
このうち上越市と湯沢町は最高気温が30度以上の真夏日になったほか、24の観測地点で最高気温が25度以上の夏日となり、多くの地域でことし一番の暑さとなりました。
18日は佐渡を除く各地で17日よりも気温が上がる見込みで、最高気温は阿賀町津川で33度、長岡市と湯沢町で32度、新潟市と上越市で30度などと予想されています。
体が暑さに慣れていないこの時期は熱中症のリスクが高まります。
こまめに水分補給をしたり作業や運動などの際には休憩を取ったりするほか、室温が28度以下になるようエアコンを適切に使用するなど熱中症への対策を心がけてください。
長岡駅前で1歳の子どもと一緒に歩いていた20代の男性は「暑い夜が増えてきて寝苦しく感じています。子どももすぐに汗びっしょりになってしまうので、体調を注意して見ています。これからは日焼け対策も気をつけたい」と話していました。
70代の女性は「まだ耐えられないほどの暑さではありませんが、水分は気をつけてとるようにしています」と話していました。
上越市の高田城址公園を遊びに訪れていた幼稚園に通う男の子は「外で遊ぶのは気持ちいいです。結構暑いです」と話していました。
また、市内に住む60代の女性は「ウォーキングのため公園に来ましたが、きのうと比べて気温が上がって暑いです。汗ばみましたが風があるので、何とか歩いて来られました」と話していました。
去年県内で熱中症によって搬送され、死亡が確認されたのはあわせて3人でいずれも5月と6月です。
県と各地の消防によりますと去年5月、新潟市中央区の駐車場で1歳の男の子が車の中に置き去りにされ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
また、去年6月には湯沢町と魚沼市で90代と80代がそれぞれ1人、亡くなっています。
いずれも熱中症によるもので、県消防課は「暑くなり始める5月から熱中症になるケースは少なくない。特に高齢者や幼い子どもは注意が必要です。エアコンを付けていない車内は高温になるので子どもを置き去りにしないよう注意してほしい」と話しています。
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