日経平均株価が17日、3万円台を回復した。企業の好決算や自社株買い、日本銀行の大規模緩和の継続など追い風が重なった。米欧の金融不安や世界経済の後退懸念などで各国の株価が伸び悩む中、日本株が「一人勝ち」の様相を呈している。
「最後の一押し」は、脱コロナ銘柄だった。17日午前8時50分に公表された1~3月期の国内総生産(GDP)で、個人消費が市場予想を上回っていたことが確認されると、直後の午前9時に始まった取引で鉄道や航空関連株に買いが集まった。30分ほどで日経平均は3万円の節目を超えた。
大手証券アナリストは「GDPが良かった。訪日外国人による需要拡大への期待で株が買われたのだろう」とみる。
SMBC日興証券によると上場企業の2023年3月期決算は、最終的なもうけを示す純利益が過去最高水準になる見通しだ。コロナ下で大打撃を受けていた非製造業の業績が著しく改善した。
足元で株価をさらに引き上げ…
からの記事と詳細 ( 日本株3万円、なぜ一人勝ち 「日本は賃金上がる…」海外視線の変化 ... - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/CAK1uGE
No comments:
Post a Comment