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Thursday, May 18, 2023

発達ゆっくり、読解が苦手な息子の国語力が上がる転換点になった、魔法 ... - with online

layaknaik.blogspot.com

こんにちは。モンテッソーリ教師&保育士で、発達障害のある支援学級在籍の小5長男と、算数大好き小1次男を子育て中のりっきーです。

4歳2ヶ月で自閉症スペクトラムとADHD疑い、軽度知的障害(現在は伸びて知的ボーダーゾーン)の診断がついた我が家の長男。さまざまな課題を乗り越えながら小学校に入り、1年生後半には以前より安定して字を書けるようになっていきました。ほっとしたのも束の間、今度は国語の文章題で読解に苦労するように……

そんな中、コロナ禍での休校中に出会った学研の「おはなしドリル」シリーズが長男の国語学習の転換点になりました。答えを考える時に「文章のどこを見たら良いかわからない」「長すぎる文章だとやる気をなくしてしまう」といった課題があった長男が、少しずつ読解できるようになっていった学研「おはなしドリル」の秘密をつづります。
国語の読解力は学習内容が高度になっていくにつれて、国語の時間だけでなくどの教科でもとても大事になっていく力です。発達が気になる子だけでなく、お子さんに読み解く力を身につけてほしい! と思われる全ての方に届くと嬉しいです。

文章題の前で固まる長男

長男が在籍する学級は自閉症・情緒の支援学級で、基本的にはその学年の内容に沿って学習が進んでいきます。凸凹が大きくある長男ではありましたが、得意な部分では力を発揮する姿もあり、本人は「全部頑張りたい! 」という気持ちを持っていました。ところが、1年生も後半になり、国語の教科書の文章が少し長くなってくると、授業やテストで問題に答えるのが難しい様子。試しに、読解のプリントを渡してみると、少し長い文章になると、固まってしまう長男がいました……「おかあさん、わからない。」

 

ある程度のパターンを知ること

長男のつまずきポイントを探ってみると、「文章のどこを見たら良いかわからない」というのが一番の課題だと思いました。私の経験上、テンポよく答えていくためには、この問題の答えが大体このあたりにありそうだな…という予想を立てながら読み進める必要性があるかなと思うのですが、長男はやっと1問答えたと思ったら、次の問題を読んで、また文章を最初から読んでいました……
読解が得意な子は、たくさんの文章に触れる中で、自然とどのあたりに聞かれていることが書いてあるのか気づく力を身につけているのかもしれませんが、長男の場合はまずはそのパターンを知るためにある程度大人がサポートする必要があると感じました。そこで、書店でいろいろなドリルを見ていて出会ったのが学研「おはなしドリル」シリーズでした。

最初に選んだのは「きもちのおはなし」。当時、ちょうど自分の気持ちを先生やお友達に伝える練習中だった長男にとって、気持ちのバリエーションを学ぶ良い機会になりそうだと思いました。
ありがとう・うれしい・ワクワク・すてきといったポジティブな気持ちのほか、ごめんなさい・大きらい・こわい・くやしい・ずるい・どうしようなどのネガティブな気持ちがわかりやすいエピソードと共に取り上げられていて、「これが○○って気持ちなんだ」ということが少しずつわかったきた長男。そこからは、一緒に次にやるドリルをどの題材にするかを積極的に選ぶようになり、休校期間が終わってからも、学童の時間や長期休みの学習に取り組んできました。

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