◆そもそも日本の金利は“上昇”しているのか?
金利上昇で上がる株を探すうえにおいては、日本のこれまでの経済の状況を理解する必要があると思います。
日本では10年債の利回りが上昇し、10月4日に10年ぶりの0.8%台に乗せたことがニュースになっています。たしかに、現象面だけをとらえれば“上昇”であることに間違いはありません。なにせ、日本の10年債利回りは一時期マイナスでしたから……。一方、景気の過熱感で同じ10年債利回りが4%台後半にある米国と同列に論じることは、ややミスリードになると思います。
日本の株式市場は1989年末ピークを付けました。この時の日経平均株価は3万8915円で、34年が経過しようとしている今も、依然としてこの高値を抜けていないのです。欧米、アジアを見渡しても、当時の高値は全てクリアしています。
日本ではいわゆる「バブル潰し」を行い、経済が悪化しているのに金融を引き締め、金融機関は土地の値段を下げるために「融資の総量規制」を実施しました。本来は景気が悪化する局面では金融を緩和し、融資を積極化させるのがセオリーです。
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