ライフスタイル 2023.11.29
コロナ渦をきっかけに、働き方や暮らし方を見直したくなった方も多いのではないでしょうか。私、aiaiもそのひとりです。トラベルインフルエンサーとしてさまざまな場所を旅して来た私も、日常にある幸せに気付き、もっと日々の暮らしの質を高めたくなりました。美食や人とのつながりを楽しんだり、季節の花々を愛でたり、でもやっぱりたまには思いっきり遊びに出かけたい…そんな欲張りな思いを叶えてくれるまちが存在するのです!今回はそんな本気で移住したくなる埼玉県本庄市にもし住んだら、どんな1週間を過ごせるのかをご紹介します。29歳までの特別な応援金もあるので気になる方はぜひチェックしてください。
本庄市ってどんなまち?都心にもアクセスよく、週末は人気観光地にも行ける!
埼玉県本庄市は東京駅から新幹線だと約50分、在来線でも約1時間30分と、都心への通勤圏内であることをご存じですか?しかも、休日には、新幹線や高速道路を使って軽井沢や草津など、さまざまな観光地に行ける「レジャーベースタウン」という一面も。都心へも観光地へもアクセスがいい!ということで、今、本庄市は移住先としても注目されているまちなんです。
今回は、私、aiaiが、「もし1週間、本庄市に住んだら…」と仮定して、曜日ごとに本庄市の魅力をご紹介します。
【月曜】本庄市の拠点の一つ!フラワーカフェ「solFlows」で本庄暮らしの魅力を聞く
というわけで、もし本庄市に移住したら?1日目の月曜は、フラワーショップ兼カフェの「solFlows」へ。
こちらは「植物園のようなワクワクするお店にしたい!」という思いで、農業用ハウスを再利用して作られたお店だそう。フラワーショップにとどまらず、植物園のようにふらっと立ち寄り、緑に癒やされるもよし、カフェスペースでのんびりしたりテレワークしたり、植物のことについて質問することもできるし、不定期でイベントやワークショップも開かれていたり…と、まるでみんなの憩いの場のようなお店です。地元で作られている「自家焙煎あさみ珈琲豆店」のコーヒーが飲めるのもうれしい!
実はこちらのオーナーご夫婦は、Uターン移住してお店を経営しているそう。
都内まで約1時間の本庄市ですが、物理的な距離も都会との情報量の差も、それほど感じなかったのだとか。出身地である本庄市に帰って来てシンプルに感じたことは、本庄市の自然の豊かさ。夜は、星がきれいに見えるそうですよ。
オーナーご夫婦が本庄市出身だからこそ、地元の人がたくさん集まり、地元の人とお客さんを繋げる場にもなっています。移住してきた人々に対するウェルカム感も年々増してきているとのこと。安心して新生活を始めることができそうですね。
せっかくなので、新居のお供にぴったりの植物をおすすめしてもらいました。かわいらしい多肉植物は、地元「大谷園芸」のもの。おしゃれなポットカバーは、オーナーの娘さんが「solFlows+liFe」というブランドを立ち上げて作ったそう!柄やサイズも豊富にあるので、模様替えの時など、少しずつ買い足していくのもいいですね。
■solFlows(そるふろーす)
住所:埼玉県本庄市児玉町児玉2265-1
TEL:0495-71-8716
営業時間: 10~18時
定休日:火曜、ほか不定休あり
アクセス:本庄児玉ICから車で15分、またはJR児玉駅から徒歩10分
【火曜】週1回の打ち合わせも新幹線で悠々と都内へ
火曜はがっつりお仕事デー!トラベルインフルエンサーという仕事柄、基本的にどこでも作業できるのですが、時々打ち合わせや撮影でクライアントさんの元へ向かう日も。
そんな日も、本庄早稲田駅から新幹線で約50分で東京駅へ!通勤ストレスもなく、とっても便利です。
そして、今なら、29歳以下で東京圏から本庄市に移住すると、最大15万円を交付するという応援金制度も。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
【水曜】身体に優しくておしゃれな定食ランチ「SUZUKIYA」でパワーチャージ
お仕事の合間のおいしいランチも楽しみの一つ。今日は古民家風の建物が印象的な「SUZUKIYA」でヘルシーランチをいただきます。日本家屋を改装しオープンされた、定食とカフェを楽しめるお店です。
ランチの定食は、お肉、お魚、または合盛りの3種類から選べます。こちらは「お肉の定食」1080円。メニューは日替わりですが、この日はハンバーグでした。食事はすべて手作りだそうで、ほっこり落ち着く空間でいただく手作りの優しいご飯に、お腹も心も満たされました。栄養バランスのとれたメニューなのもうれしい!
そして、こちらのオーナーご夫婦も移住組なのだそう。旦那様は、ルーツが青森にあるものの、小さいころから東京で生活していたことから、何でもある東京からあえて離れ、ご自身で何かお店を始めたいと思ったそう。
実際に生活を始めて、本庄市は秩父や群馬にも近く、山や川などの自然にふれられることや、ドライブしていると隣接する児玉郡の田園風景に癒やされること、ちょっとした公園が東京よりも広い点など、「自然が近くにあるところに住みたかった」という願いを叶えられている話が印象的でした。
その一方で、東京からは約1時間の距離なので、すぐに友達が会いに来てくれる点もよかったのだとか。また、学校やスーパー、薬局など、基本的な暮らしに必要なものはすべて揃っており、話を聞いていて、本庄市は自然と便利さをあわせもつまちなんだなと感じました。
お休みの日にはキャンプもするそうで、"自然が近くにある生活"を想像するだけでとってもワクワクしてしまいました!
■SUZUKIYA(すずきや)
住所:埼玉県本庄市朝日町2-3-62
TEL:0495-71-7914
営業時間:9時30分~18時(17時30分LO)、 日曜は ~15時(14時30分LO)※ほか時間変更あり
定休日:月曜、ほか不定休あり
アクセス:本庄児玉ICから車で10分、またはJR本庄駅から徒歩17分
【木曜】習いごとでリフレッシュ!地域に愛されるボルダリングジム「climbing gym THREE PEAKS」へ
ひとり暮らしだと知らないまちに住むのはちょっと不安…ということもあると思いますが、そんな時は習いごとをするのがおすすめ。いつの間にか友達ができ、地域にもなじんで、より居心地がよくなること間違いなし!
今回は、本庄駅から車で約20分のところにあるボルダリングジム「climbing gym THREE PEAKS」へお邪魔してきました。
初めてのボルタリングで右も左もわからず不安だったのですが、シューズ(レンタル可)の選び方も教わり、すぐに楽しく始められました。
運動は得意ではなく体力もないので心配でしたが(笑)、初心者向けの壁からスタートし、自分のペースでトライできるので、想像していたような「しんどい」「辛い!」などもなく、とっても楽しかったです!身体を動かして心身ともにいいリフレッシュになり、これはボルタリングにハマる人の気持ちがわかる…と納得してしまいました。
お客さんは20代後半から40、50代と幅広く、夜は若い方が多いそうです。
私がお邪魔した時もそうでしたが、お客さん同士で話したり、アドバイスし合ったりもするそうで、和気あいあいとしたアットホームな空気を感じました。こちらで出会い、ボルダリングを通して友達になったり、なんとご結婚したカップルもいらっしゃるのだとか!
初めて来た人にも常連さんが話しかけてくれるような雰囲気なので、移住組も安心して通えそう。友達づくりにもぴったりなのではないかと思いました。
■climbing gym THREE PEAKS(くらいみんぐ じむ すりー ぴーくす)
住所:埼玉県本庄市児玉町金屋1198-1
TEL:0495-72-1311
営業時間:火~木曜14~22時、土・日曜12~20時※祝日の場合も営業時間の変更はなし
定休日:月・金曜※祝日の場合も月・金曜は休み
料金:体験プラン2000円(所要1時間)、フリーパス月1万2100円(2カ月目以降は月1万1000円)
アクセス:本庄児玉ICから車で13分、またはJR児玉駅から徒歩20分
【金曜】地元野菜がたっぷりとれるレストラン「ハナファームキッチン」で女子会
1週間のお疲れさま会をするなら、地元野菜を使った料理が人気の「ハナファームキッチン」へ。東京からUターンしたオーナーが、実家が農家でおいしい野菜を食べて育ったという経験を生かして開いたお店だそうです。
食材の野菜の9割以上に、オーナー選りすぐりの地元野菜が使われています。本庄市でその時一番旬な野菜にこだわり、「本庄市では、どういう野菜が食べられるのだろう?」と気になった時、このお店に来れば分かるよう心がけているそう!
食事をしてみて、もし「この野菜を買いたい!」と思えば、購入可能な場所を教えてくれますよ。
素材ごとに調理法を細かく変えており、ひとつひとつの素材のおいしさをしっかりと味わえ、大満足のメニューばかりでした。野菜は基本的に化学肥料を使っていない無農薬のもので、サスティナブルな方法で生産されているのもポイント。また、「ハナファームキッチンレモンサワー」500円には、国産の無農薬レモンや自家製シロップが使われており、ドリンクにもこだわりが詰まっています!
ライトや緑が素敵なテラス席で、食事もお酒も進んでしまう楽しい夜を過ごすことができました。
■ハナファームキッチン(はなふぁーむきっちん)
住所:埼玉県本庄市早稲田の杜3-14-1
TEL:0495-71-6478
営業時間:11時30分~15時、17~22時
定休日:月曜
アクセス:本庄児玉ICから車で6分、またはJR本庄早稲田駅から徒歩10分
【土曜】高速も在来線も!近くのレジャースポットへアクセス楽々
休日をアクティブに過ごしたい人にも本庄市はおすすめです。関東近郊のおでかけスポットへ簡単に行くことができちゃうのです。
草津温泉や日光までは車で約2時間、軽井沢は車で1時間余りで到着。サクッと日帰りでも、お休みの小旅行がリッチになること間違いなし!「SUZUKIYA」のオーナーさんの話にもあったように、気軽にキャンプやアウトドアに行けちゃうのも高ポイントですね!
【日曜】ドラマにも登場した「マリーゴールドの丘」でゆっくりお散歩
日曜は本庄早稲田駅近くにある「マリーゴールドの丘」へ。最近ドラマにも登場した話題のスポットです。
ちょうどマリーゴールドの見頃だったので、到着した瞬間、一面のかわいいオレンジに心踊りました。駅近くでアクセス楽々でありながら、この景色が味わえるのはとってもありがたい癒やしスポットだと思います。
ところどころにベンチがあり、ゆっくり休憩したりお喋りしたりしている地元の人もたくさん。花を楽しむだけでなく、ただのんびりと、ゆったりと流れる時間や空気を味わうこともできる場所です。
冬になると、夜にイルミネーションが楽しめるそう。2023年のイルミネーション期間は11月25日(土)~2024年1月28日(日)ですよ。マリーゴールドのほかにも、四季ごとにひまわりなどいろいろな花を見ることもできるので、また別のシーズンにも訪れてみたいです。
また、2023年12月16日(土)、17日(日)には、公園の近くでクリスマスマーケットも行われます。気になる方はぜひ遊びにいってみてくださいね。
■本庄クリスマスマーケット2023(本庄市観光協会主催)
開催日:2023年12月16日(土)、17日(日)
開催時間:11~20時
開催場所:本庄早稲田の杜中央通り線歩道
※詳細はをご覧ください。
■マリーゴールドの丘公園(まりーごーるどのおかこうえん)
住所:埼玉県本庄市早稲田の杜1-13-1外
TEL:0495-25-1111(本庄市役所都市計画課)
営業時間:駐車場は9〜17時、イルミネーション期間中は〜21時30分
定休日:無休
アクセス:本庄児玉ICから車で5分、またはJR本庄早稲田駅から徒歩6分
29歳以下の人は今がチャンス!【U29】本庄市移住生活スタート応援金
さて、ここまで「本庄市に移住したら…?」と仮定して、本庄市の魅力をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?こだわりのお店もいっぱいあるし、都心にも観光地にもアクセス良好!賑やかな都会もいいけど、少しゆったりとした時間のなかで、仕事もプライベートを充実させたい!という人にはぴったりの移住先です。しかも、今なら、29歳以下の方には、東京圏から本庄市に移住すると最大15万円を交付するという制度があるんです!応援金があると、新しい暮らしへの後押しにもなりそう。気になる方はぜひ検討してみてくださいね!
■【U29】本庄市移住生活スタート応援金
本庄市移住生活スタート応援金は、東京圏から本庄市に移住する29歳以下の方へ、最大15万円を交付する制度です。
<交付対象者について>
以下の要件をすべて満たしている方が対象です。
・本庄市への転入直前において、東京圏(本庄市及び本庄市の生活圏を除く)に1年以上継続して居住していたこと
※「東京圏」とは東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県を指します。
※「本庄市の生活圏」とは埼玉県熊谷市、深谷市、皆野町、長瀞町、美里町、神川町、上里町、寄居町を指します。
・本庄市への転入日において18歳から29歳までの年齢であること
・生徒及び学生でないこと
・転入した住宅が、申請者又はその配偶者の名義で契約された工事請負契約、不動産売買契約、賃貸借契約を伴って居住する住宅であること(ただし、申請者以外の第三者が名義人となって契約する賃貸借契約において、申請者が同居人として契約書上に記載されている場合はこの限りでない)
・転入した住宅が、公営住宅または社宅でないこと
・申請者又はその配偶者、もしくは転入した住宅に同居する者が、就業していること
・本庄市への転入日から2年以上、本庄市に継続して居住する意思があること
・申請者が日本人又は外国人であって永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者もしくは特別永住者のいずれかの在留資格を有すること
・申請者及びその属する世帯の全員が、暴力団等の反社会的勢力又は反社会的勢力と関係を有する者でないこと
<交付額について>
・基本額
10万円
※申請者が単身での移住の場合又は申請者以外の世帯員に移住をする者がいない場合は5万円です。
・加算額
次のいずれかに該当する場合には、基本額に5万円を加算して交付します。
・申請日時点で中学生以下の子と同居している場合
・申請者が、東京圏(本庄市及び本庄市の生活圏を除く)に通勤している場合
※両方に該当している場合でも、加算額の上限は5万円です。
<申請方法について>
・本申請の受付期間:毎年度4月1日~1月31日
・本申請の期限:転入日から3カ月以内
※本申請の前に必ず、本庄市への転入日の前日までに事前申出を行ってください。事前申出は通年受け付けています。
Photo&Text:aiai(一部画像本庄市提供)
からの記事と詳細 ( 暮らしの質が上がる移住先は?アクセス抜群な埼玉県本庄市での1 ... - るるぶNEWS )