阪神岩崎優投手(32)がブルペン陣の競争を歓迎する。今季はリリーフ陣で唯一、開幕から出場選手登録の抹消なく1軍で完走。チームトップの60試合に登板した。島本や桐敷ら、50試合以上の登板を目標に掲げる救援陣も多い。現実的に「全員が50試合は投げられない」としながらも、「そういったところで競争したらレベルは上がると思う。まだまだ伸びてくる選手がいるので負けないように」と迎え撃つ。

この日は地元静岡市清水区の「静岡市立辻こども園」を訪問。21年から続ける玩具の寄贈式を行った。同市と本拠地甲子園のある兵庫・西宮市の児童福祉施設などに毎年公式戦1登板につき2万円分の玩具を寄贈。今年は総額120万円相当の「ソフトドッジボール」を両市の各施設に贈った。「1つのモチベーションとして頑張れている。来年以降も頑張りたい」。式が終わるとドッジボールなどで園児とも交流。子どもの笑顔を励みに、来季も登板を重ねる。

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