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Tuesday, April 7, 2020

【当時のセイコーダイバーズが復刻】セイコープロスペックス55周年記念ダイバーズは必見! - シーズファクトリー

 SEIKO(セイコー)が展開する本格スポーツウオッチブランド、“Seiko Prospex(セイコー プロスペックス)。セイコー プロスペックスを象徴するダイバーズウオッチは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生して以来、独自のテクノロジーを搭載したエポックメーキングな商品を次々と世に送り出してきた。

 また、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)におけるダイバーズウオッチ規格制定には、セイコーが技術開発の基準にしてきた性能規格が大きく貢献するなど、セイコーは常に世界をリードし続けてきたダイバーズウオッチのパイオニアなのだ。

 そして、誕生から55周年を迎える今年、革新の商品史にふさわしい特別なアニバーサリーモデルが発売される。新作は、セイコーダイバーズヒストリーのマイルストーンである、1965年から1975年までの3つのヒストリカルモデルをベースに、55周年にふさわしいスペックとデザインにアップデートした数量限定のコレクションだ。

 コレクション最大の特徴は、腕時計の外装素材として、世界最高レベルの耐食性を備えたステンレススチール素材、“エバーブリリアントスチール”をケース部品に採用している点。

 この素材は、一般的な高級時計に使用されているステンレススチール材を上回る耐食性と、白く美しい輝きを放つ審美性を併せ持ち、腕時計ケースとしては、世界で初めて採用された。従来、海洋構造物や化学・食品系プラントなどの塩化物含有環境(海水や工業的に塩化物イオンと接する環境)にさらされる設備などに使われてきた素材だが、腕時計のような装身具に求められる要求品質を満たすことは困難だった。

 しかし、いつの時代も困難な課題を克服することで進化してきたセイコーダイバーズにとって、55周年の集大成と未来に向けたさらなる進化にふさわしい挑戦であると捉え、従来の製造工程を1から見直したことで、実用化に成功したのだ。

 新作では、キーカラーに“ブルーグレー”を採用。揺蕩う水中にあって、徐々に光を失い、未知の世界へ誘う深海の美しさや神秘性を、文字盤やベルトのカラーで表現している。

■1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
 1965年、国産初のダイバーズウオッチとして発売されたオリジナルモデルは、セイコー特殊時計開発の原点といえる。

 1965メカニカルダイバーズ 復刻デザインでは、オリジナルモデルにオマージュを捧げ、発売当時に装着されていた“TROPIC(トロピック)”と呼ばれるファブリック調のラバーベルトを強化シリコン素材で実現し、オリジナルの意匠を可能な限り再現している。

 一方でケースにはエバーブリリアントスチールを、搭載するムーヴメントには、日本有数の高級機械式時計専門工房、“雫石高級時計工房”において製造され、毎時3万6000回(毎秒10振動)という高速振動により、安定した携帯精度を実現するダイバーズウオッチ専用のメカニカルハイビートキャリバー“8L55”を採用するなど、現代の高級機にふさわしい美観と耐久性を与えている。

■1968メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
 1968年に発表したオリジナルモデルは、当時としては世界最高水準の10振動ハイビートムーヴメントを、裏ブタのないワンピース構造の300m防水ケースに搭載した画期的なモデルだった。

 1970年には日本山岳会の植村直己、松浦輝夫の両氏がエベレスト登頂にこのモデルを携行し、高い信頼性が実証されるとともに、今日ではプロテクターつきモデルと並んで、セイコーダイバーズウオッチの代名詞にもなっている。

 1968メカニカルダイバーズ 復刻デザインでは、当時空気潜水仕様だった防水性能を飽和潜水仕様にスペックアップするだけでなく、1965メカニカルダイバーズ 復刻デザインと同様に、エバーブリリアントスチールを採用したケースに、現代のメカニカルハイビートキャリバー8L55を搭載することで、2018年にジュネーブ時計グランプリ“スポーツ部門賞を受賞した復刻モデルを超えたアニバーサリーモデルに仕上げているのだ。

■1975メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
 1975年に世界で初めてチタン製ケースを採用した600m飽和潜水ダイバーズが完成した当時のモデルがベースの1975メカニカルダイバーズ 復刻デザイン。

 チタン製プロテクターを二重構造のケースの外側部分に用い、世界最高峰の水密性、気密性、そして耐食性や耐擦傷性などの耐久性能が盛り込まれた革新的なこのモデルは、ケースのみならず、水中での装着性と安全性に配慮した蛇腹式ポリウレタンベルトなど、外装だけでも23件の独自技術(特許、実用新案、意匠登録)を有している。

 現代においてもセイコーダイバーズの顔として君臨するプロテクターつきモデルだが、このモデルではベゼル素材に“エバーブリリアントスチール”を採用。加えて、純鉄製の文字盤を備えることでJIS規格における耐磁2種を上回る4万A/mを叶え、最高峰のプロフェッショナルツールにふさわしいスペックを実現しているのだ。

■世界限定100セットの“トリロジーコレクションボックス”

■取扱店舗…セイコーブティック/セイコーウオッチサロン。世界限定100セット。220万円(5月22日(金)発売予定)

 新作では、個々のモデルの発売に先駆け、深海に沈むダイバーズウオッチをイメージした特別なデザインのスペシャルボックスに、裏ブタのシリアルナンバーを統一した上記のアニバーサリーモデル3本に加え、色違いのオプションベルトがそれぞれのモデルに付属する“トリロジーコレクションボックス”を5月22日(金)に発売される。55周年の節目にふさわしい特別感を一層醸成する、希少価値の高い数量限定商品だ。

■1965メカニカルダイバーズ 現代デザイン
 復刻デザインの発売とあわせて、1965年のメカニカルダイバーズをベースとした“現代デザイン”モデルをリニューアル。従来のモデルよりも腕なじみの良いサイズ感とスリムなケース形状は、これまで以上に幅広いシーンに対応可能な汎用性の高いデザインに仕上げられている。

 また、デザイン復刻コレクションと同様に、アニバーサリーモデルのキーカラーであるブルーグレーの文字盤を携え、文字盤と同色の強化シリコンのオプションベルトが付属する、数量限定モデルだ。

Seiko Prospex(セイコー プロスペックス)
セイコーダイバーズウオッチ55周年記念限定コレクション

■1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン。Ref.SBEX009。エバーブリリアントスチール(39.9mm径)。200m空気潜水用防水。自動巻き(Cal.8L55)。数量限定1100本。71万5000円(6月6日(土)発売予定)


■1968メカニカルダイバーズ 復刻デザイン。Ref.SBEX011。エバーブリリアントスチール(44.8mm径)。300m飽和潜水用防水。自動巻き(Cal.8L55)。数量限定1100本。77万円(7月10日(土)発売予定)


■1975メカニカルダイバーズ 復刻デザイン。Ref.SBDX035。TI(52.4mm径)。1000m飽和潜水用防水。自動巻き(Cal.8L35)。数量限定1100本。49万5000円(8月8日(土)発売予定)


■1965メカニカルダイバーズ 現代デザイン。Ref.SBDC107。SS(40.5mm径)。200m空気潜水用防水。自動巻き(Cal.6R35)。数量限定5500本。15万4000円(6月19日(金)発売予定)

【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL.0120-061-012
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