季節の果物をふんだんに使ったジャムや、濃厚なチョコやピスタチオをペーストにしたスプレッドは、朝やおやつの時間に欠かせないもの。いつもより少し贅沢な気持ちになれる、特別なジャム＆スプレッドを集めました。おすすめの食べ方も参考にしてください。
●組み合わせの妙が光る、洗練ジャム。
PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI 《いちごとバジルのジャム》
看板メニューのパフェと同様に、旬のフルーツと意外な素材のマリアージュを魅せてくれるこちらのジャム。いちごの味と香りを際立たせるべく組み合わせたのは、バジル。蓋を開けたとたんに青みをまとった甘い香りが広がり、スプーンですくって一口食べると、いちごの甘酸っぱさとバジルの独特の芳香が重なり合う繊細なフレーバーが口いっぱいに。まずはぜひそのまま、そしてトーストやヨーグルトにかけてシンプルに味わいたい。柑橘類のマーマレードやいちごを使った新しいジャムもこれから登場する予定でそちらも楽しみ。
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●完熟バナナの旨みとレモンのほろ苦さ。
FOOD FOR THOUGHT《バナナ＆ホワイトチョコレート＆レモン》
バナナ、ホワイトチョコレート、レモン……。想像するだけで心躍るこちらの瓶詰めは、料理家・渡辺有子さんがディレクターを務めるセレクトショップから。完熟バナナとミルキーなホワイトチョコレートが織りなすこっくりしたペーストにドライレモンピールをちりばめ、ほろ苦い酸味を大人っぽいアクセントに。大きめにカットしたバナナがごろごろ入って食感も楽しく、食べ応えも十分。パンやスコーンのお供にすれば、栄養豊富で腹持ちのよい朝食にもなる。旬の恵みを閉じ込めた「季節の瓶詰め」は、今の時期、酸味が清々しい文旦のジャムもおすすめ。
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●天然素材で丁寧につくる絶品キャラメル。
NUMBER SUGAR《キャラメルクリーム》
世界各地の厳選素材と無添加にこだわる専門店のキャラメルクリーム。上品な甘さが印象的な「キャラメル」、フランス産ブルターニュの塩が効いた「ソルト」、エチオピア産コーヒーの苦みと甘みが絶妙な「コーヒー」など、7種類をラインナップ。通常のキャラメルより生クリームをふんだんに使い、フレーバーごとに素材の味が生きるように砂糖の焦がし具合を調整して煮詰め、ペースト状に。口当たりなめらかで甘すぎないから、フルーツやアイス、グラノーラなどとも好相性だ。イラストレーターのやまもとまなさんが手がけたラベルデザインも物語性があって素敵。
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