浦和のＧＫ西川周作が２９日、さいたま市内で練習後にオンライン取材に応じ、リーグ中断後の逆襲を誓った。
２８日の福岡戦に０―０で引き分け、クラブ最長タイの９戦未勝利。開幕から１６試合でわずか２勝、無得点が８試合あり、暫定１４位に沈む。西川は「僕たちは勝ってはい上がる自信を持っている。一番やってはいけないのはチームがバラバラになること。今までの（後方からパスをつなぐ）サッカーをやりつつ、ロングボール使いながら少し変化も出てきた中、練習からゴールの意識、こだわるところを高めていければ間違いなく上がっていける」と前を向いた。
守備陣は１６戦１６失点と大崩れしておらず、守護神は「失点がそんなに多くないことは、積み重ねてやれている」と自信をのぞかせた。日本代表期間のため、６月１８日の名古屋戦（埼玉）までリーグ戦は中断。同１日には天皇杯２回戦・Ｊ３福島戦（浦和駒場）を控えており、「天皇杯の勝利をリーグ戦につなげていきたい」と掲げた。
この日は事前抽選で当選したクラブ会員のサポーターが練習を見学。練習前、西川はチームを代表して「なかなか勝てない状況が続いてますが、上がっていく自信があります。天皇杯をいいキッカケにしたい」とあいさつし、拍手で激励された。
また、西野努テクニカルダイレクターは「いろんな疑問や不安があると悪いサイクルに入りがちになる。できること、してきたことを信じて１つになってやることが大事。１つ１つ確実にしていきたい。やってきたことは積み上がってきている」と呼びかけた。
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