決勝にコマを進めた畑岡奈紗、山下美夢有、堀琴音の3人にとっても、有意義なメジャー最終日となった。
スコットランドのミュアフィールドで7日に行われたAIG全英女子オープン最終日、優勝争いをする渋野日向子だけでなく、他の日本勢も光るプレーを見せた。
前週のトラストゴルフスコティッシュ女子オープンが終わった後、風の中のショットに自信をのぞかせていたのが米ツアー6勝の実力者、畑岡奈紗だ。メジャー制覇に意欲を燃やしていたが、ミュアフィールドでもグリーン上で悩まされた。
パット数が30を切ったのは28パットだった初日だけ。2日目以降は31パット、33パット、32パットという内容ではスコアは伸ばしきれない。
それでも、ボギー先行の後、4つのバーディーを重ねて意地を見せ、通算5アンダー7位タイ。米ツアーで戦い続ける日本のエースとしての意地を見せた。
初のメジャー参戦で予選を通過、5位タイで最終日を迎えた山下美夢有は「本当にすごくいい勉強になって、18番上がるときにうれしい気持ちでした。ホントに楽しかったので、全英もそうですけどメジャーに出場したいので頑張ってやっていこうと思います」と笑顔で大会を終えた。
今年の全米女子オープン優勝者、ミンジー・リー(オーストラリア)とプレーして「いろいろ勉強しながら回ってました」というこの日は、3バーディー4ボギーと最後まであきらめずコースと格闘、通算4アンダーの13位タイと大きな収穫を得た。
留守にした日本ツアーでは、メルセデスランキング2位、賞金ランキング1位と堂々たる成績を上げている。メジャーの舞台での経験を持ち帰るこれからが楽しみになってきた。
鮮やかなイーグルで観客を魅了したのは堀琴音。5番パー5、グリーン手前でバウンドした第2打は、するするとカップ1メートルまで寄っていく。これを沈めて通算3アンダー。白い歯をのぞかせた。
バックナインに入って10番、14番とボギーが続いたが。16番、17番の連続バーディーで締めて15位タイで大会を終えた。自らの大きな成長を感じた4日間を手土産に、日本へと戻る。
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