円安や原材料価格の高騰を受けた値上げを伝える報道が止まりません。街の小さな商店には、値上げや出荷をやめてしまう「廃番」商品の連絡が問屋からしょっちゅう届きます。そのたびに店主は「発注をやめるべきか」「どれだけもうかるのか」と頭を悩ましているそうです。小さな店の店主は、どんな思いを抱えて日々、店頭に立っているのでしょうか。話を聞きました。
その雑貨店は、大阪府東部の私鉄駅から車を10分ほど走らせたところにある。コンビニエンスストアより少し小さいくらいの店だ。店内には、ポリ袋や箸、茶わん、バケツ、ウェットティッシュといった生活に欠かせない商品が所狭しと並ぶ。3本セットが多いガスボンベを1本ずつ売ったり、油性ペンで商品名を大きく書いてわかりやすくしたりと、細かな工夫が地域の人々を呼び寄せている。
この店を営む女性(77)は、店と、主なお客である近所に住む同年代のお年寄りたちと、30年近い年月を過ごしてきた。
多くの商品を税込み110円で販売する「100円均一」スタイルがうりだ。しかし、低価格で商品を販売するスタイルは仕入れ値の上昇の影響を受けやすい。
最近あった問屋からの連絡で…
からの記事と詳細 ( 押し寄せる「値上げ」 積み上がる廃番商品 街の小さな雑貨店はいま:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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