ピッツバーグ・スティーラーズのファンから本音が出るまで、時間はそれほどかからなかった。
現地18日(日)に17対14で敗れたニューイングランド・ペイトリオッツ戦で、クオーターバック(QB)ミッチェル・トゥルビスキーの指揮下で何度も実りのないドライブが続いた後、アクリシュア・スタジアムでは新人QBケニー・ピケットの出場を求める声が試合のさまざまな場面で勢いよく上がっていた。
わずか2週間前に先発の座を手に入れたばかりのトゥルビスキーが指揮を執る中、スティーラーズ攻撃陣はペイトリオッツ戦でトータル243ヤード、タッチダウン1回しか稼いでいない。そこではピッツバーグの観客がトゥルビスキーにその声を聞かせるのに十分なほど多くの無気力なドライブが続いていた。
試合後、トゥルビスキーは「それはそういうものさ。それを遮断してフットボールをプレーするだけ」と語っている。
トゥルビスキーはパス33回中21回成功、168ヤード、ダッチダウン1回、インターセプト1回を記録したが、その控えめな数字すらも誇張されていると言える。トゥルビスキーは10ヤード以上のパスで12回中5回成功、74ヤード、インターセプト1回をマークした。
「俺たちはあらゆる面でより良くなれる」と強調したトゥルビスキーはこう続けている。「自分は意思決定に関してもっと良くなれると思う。投げ損ねてチャンスを逃した場面がいくつかあった。共通認識を持てていない場面も何度かあった。要するに、俺たちはもっと得点を挙げなければならなかった」
脅威に値するパスプレーが展開されなかったため、ペイトリオッツ守備陣はランを止めるのに集中することができた。結果として、スティーラーズは91ランヤードしか稼げていない。第4クオーター序盤に初めてエンドゾーンに到達した後、トゥルビスキー率いるスティーラーズはペイトリオッツが13回のプレーを続けた6分33秒のポゼッションで時間を使い切る前に、2回のスリーアンドアウトでこの日を終えた。それはスティーラーズが長時間ポゼッションを維持し、精彩を欠くディフェンスをフィールドから遠ざけるのに苦戦した試合にふさわしい終わり方だったと言えよう。
ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは「特に第4クオーターでわれわれが試合の主導権を取り戻そうとしているときに彼らが試合をコントロールできたのは、そういう決定的な要素があったからだと思う」と述べている。「あちらはそのようなプレーに支えられたが、こちらは求められていることを実行できなかった。オフェンスでは重要な場面を生み出せず、ボールを十分に動かすこともできなかった。最終的には、ディフェンスで止めるべきところを止められなかった」
ピケットがピッツバーグ大学で成功に満ちた4年間を過ごした地元の人気者であることは、トゥルビスキーの信念の助けにはならない。シンシナティ・ベンガルズを打ち負かしたシーズン初戦でチームをけん引したにもかかわらず、トゥルビスキーはスティーラーズファンの間で厳しい扱いを受けているようだ。
スティーラーズ(1勝1敗)は現在、ショートウイークを迎えており、現地22日(木)夜に地区ライバルのクリーブランド・ブラウンズとの対戦に臨む。
【RA】
からの記事と詳細 ( QBピケットを求める声が上がるも「遮断してプレーするだけ」とスティーラーズQBトゥルビスキー - NFL日本公式サイト )
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