阪神コミュニティー・アンバサダーで日刊スポーツ評論家の岩田稔氏(39)がこのほど、引退後初の自著「消えそうで消えないペン 1型糖尿病と共に生き、投げ切ったからこそ伝えたいこと」(ベースボール・マガジン社)の出版記念トークイベントに出演した。会場まで駆けつけた観客に古巣のエピソードや自身の近況などを語った。

引退して1年が経過。来場者から「最近印象に残ったこと」を問われると、「岡田監督の復帰」を選択。「野球はいかに最少失点で抑えられるか。内野守備は大事。岡田監督になって内野のレベルの高さが上がるんじゃないかな」と予想した。

現役時代はルーキーイヤーの06年から3年間、岡田監督のもとでプレー。「金本さんだったり、矢野さんだったりが、新たな風をタイガースに入れてきたところ。どういう野球をされていくのか、すごく楽しみ」とOB目線で来季を待ちわびていた。

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