オフの体幹練習で、昨季とは見違えるほどがっちりとした体格となった。J2磐田の誇るスピードスター、吉長真優=まひろ=(20)は「2桁得点を目指したい」と瞳を輝かせている。
プロ4年目。最初の2年間は体力づくりに励んだ。昨季は主に右アウトサイドで起用され、18試合に出場して1得点とまずまずの結果を残した。右サイドを駆け抜ける瞬発力、力強いシュート力が魅力だ。
体幹練習に励んだのは、当たり負けしない体をつくるため。昨季のJ1では、対峙(たいじ)する相手DFの当たりに体力不足を痛感した。「スピードで抜ける場面もあったが、パワー不足は否めなかった。さらに強くなりたい」と意気込む。
昨季、磐田が低迷した一つの要因は、両アウトサイドで主導権を握れず、全体が後ろに重くなったことだ。その点、吉長が得意のスピードを生かした突破から好機をつかめば、得点力は確実に上がる。1年でのJ1復帰を目指す磐田に若手の成長は欠かせない。
あこがれの選手は、ワールドカップ(W杯)カタール大会で躍動した日本代表の伊東純也(29)。吉長と同じ右アウトサイドで、得意のスピードで暴れ回った。「好機を演出するとともに、得点やアシス...
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