ピーンと伸びた背筋。ダッシュ開始から止まるまでのきれいな前傾姿勢は、自主トレーニングでのしっかりとした走り込みを証明していた。MF鈴木雄斗(29)は「昨季のJ1で勝てなかった悔しさを持続して、今季を戦いたい」と決意を語った。
磐田3年目。1年目の2021年、41試合に出場し、8得点を記録。チームのJ2優勝とJ1昇格に貢献した。21年終盤は、J1仕様の戦いも試し、ある程度の手応えはつかんだ。ところが、22年、3季ぶりのJ1では苦戦を強いられた。鈴木はチーム最多タイの6得点と奮闘したが1年でのJ2降格を余儀なくされた。
責任を一人で背負うタイプ。苦しみの中から、つかんだ結論はもう一回、やり直すことだ。個人的には自身を極限まで追い詰め、最高のパフォーマンスを発揮する。チーム全体としては、攻守の連動したサッカーで、J1復帰へと結び付けることだ。
高い技術をベースに、右センターバック、右アウトサイドと、複数以上のポジションをこなす。新体制でも欠かすことができない主力選手。
昨年のG大阪戦でJ2降格が決まった時、鈴木は「実力不足。最後まで応援してくれるサポーターがいなかったらここまで頑張れなかっ...
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