「選手を先入観なしに見たい。今はすべての選手を観察している時」。J2磐田の全体練習から6日目となる14日、磐田市のヤマハ大久保グラウンドで「昨季の検証は?」と問われた横内昭展監督(55)が答えた言葉だ。
検証から導き出された個々の選手の評価は、絶対とはいえない。先入観として脳裏にこびりつく。そこで、指揮官は自身の目で選手をじっくりと観察。選手のできる部分、できない部分をあぶり出している。隠れた一面もあるからだ。全体練習から引き揚げてくる選手をつかまえて、対話する時間も長い。
横内監督は「ワールドカップ(W杯)の影響もあってJリーグ終了が早まったので、彼らはリフレッシュする時間があったと思う。今は疲労感はあるが、コンディションは上がっている」と笑顔をのぞかせた。
磐田は昨季、3季ぶりのJ1で最下位に終わった。心と体に受けたダメージは大きかった。だが、今季を見据えて自主トレーニングで鍛えた選手も多く、選手全体の気持ちは引き締まっていた。横内監督は新体制会見で「ほぼ、昨年の戦力でやることが決まった。かなり厳しいシーズンになることは覚悟しているが、戦力だけみると、十分戦えると思う」と前向きな...
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