金相場が記録的な高値圏で推移している。4月以降、ドル建て(ニューヨーク先物)は1トロイオンス当たり2000ドル前後、円建て(大阪先物)は1グラム当たり8800円前後を維持している。金相場を変動させる要因は複数あるが、「中央銀行」が足元の高騰劇に深く関わっているとみられる。
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ウクライナ危機勃発を機に西側と非西側の「分断」が深まる中、ロシアや中国、インドなど非西側諸国の代表格といえる国々の中央銀行は、金の保有量を大きく増やした。戦時下で相手を利する行為を避ける狙いがあるとみられる。
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週刊エコノミスト
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