仙台市議選(30日投開票)は21日、告示される。定数55に対し、20日時点で現職51人、元議員2人、新人23人の計76人が立候補を予定する。競争倍率は前回2019年(1・25倍)を上回るのが確実とみられ、激戦が予想される。15、19年の過去2回、30%台止まりだった投票率の動向も戦いの行方を左右しそうだ。
「市政与党」勢力維持できるかが焦点
選挙区別の立候補予定者数は青葉(定数15)21人、宮城野(10)14人、若林(7)10人、太白(12)16人、泉(11)15人。競争倍率は若林の1・43倍が最も高い。
政党別は自民22人、立憲民主14人、日本維新の会5人、公明9人、共産7人、れいわ新選組1人、参政4人。無所属は14人で、うち2人が自民、2人が国民民主の推薦を得た。女性は19人で最多となる見込み。
1989年の政令市移行後、投票率は91年の60・06%をピークに低下傾向が続く。2011年の東日本大震災以降、春の統一地方選と日程がずれ、下落に拍車がかかった。前回19年は36・07%。過去最低の15年を0・24ポイント上回ったが、依然として低い水準にある。
選挙戦は、郡和子市長を支持する「市政与党」が勢力を維持するかが焦点となる。新型コロナウイルス5類移行後の地域経済再生、県が主導する仙台医療圏4病院再編構想などを巡る論戦が展開される。
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