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Wednesday, April 22, 2020

PM2・5の濃度上昇なら、心停止リスク増も…研究論文 - 読売新聞

 大気汚染を引き起こす微小粒子状物質(PM2・5)の濃度が上がると、心筋梗塞こうそくなど心臓の病気による死亡リスクが上がるとする研究結果を、川崎医科大や国立環境研究所などの研究チームがまとめた。論文が米医学誌に掲載された。

 総務省消防庁のデータから、病院外で心臓の病気のために心臓停止した約10万人を選んで場所や年齢などを特定。心臓停止時と前後1、2週間のPM2・5の濃度から関連性を分析した。

 その結果、大気1立方メートル当たりのPM2・5の濃度が10マイクロ・グラム増えると、心臓停止の危険性が1・6%上がることがわかった。75歳以上に限れば、危険性は2%上がるという。

 PM2・5の1立方メートル当たりの環境基準は35マイクロ・グラム以下。今回のデータの1日の平均濃度は13・9マイクロ・グラムで、10マイクロ・グラム程度の上昇は日常的に起こるという。研究チームの小島すなお・川崎医科大教授(循環器内科)は「心臓に持病を持つ人などは大気汚染のリスクを認識し、心配な場合は医師に相談してほしい」と話す。

 大気汚染に詳しい兵庫医科大の島正之教授(公衆衛生学)は「個人で考えると1・6%という数字は小さいが、大気汚染は影響を受ける人が多いので、無視できない結果だ」と指摘した。

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