就職情報サイトを運営する学情(東京都中央区)は、20代が就職や転職の面接において志望度が上がる、もしくは下がるのはそれぞれどのようなときなのかを調査した。その結果、最も志望度が上がるのは「面接官の対応・態度が良かったとき」であり、特に職歴のない既卒の51.6%が回答した。
職歴3年以上のヤングキャリアで他に回答が多かったのは、「必要とされている、一緒に働きたいと思ってもらえていると感じたとき」(41.2%)だった。職歴3年未満の第二新卒は、「入社後の働くイメージができたとき」が47.4%と、「面接官の対応・態度が良かっとき」と同じ回答数を得た。
20代は面接の雰囲気から社風を把握し、自分の力が求められているか、入社後の活躍するイメージが湧くかを確認しているようだ。入社後のミスマッチを防ぐため、面接では、相性や仕事で求められることを擦り合わせたいと考える20代が多いことが分かった。
面接時に志望度が下がるときは、「面接官の対応や雰囲気が良くなかったとき」が最多となった。職歴3年以上のヤングキャリアで次いで回答が多かったのは、「入社後の働くイメージができなかったとき」(46.1%)だった。職歴3年未満の第二新卒は、「条件面の不安が解消できなかったとき」で37.1%、職歴のない既卒は、「事前に聞いていた選考フローと異なる内容だったとき」で、31.4%だった。
ヤングキャリア・第二新卒ともに志望度が下がる理由として、「面接会場やオフィスが汚かったとき」が約2割の回答を集めた。オフィスが整理整頓されているか、清掃が行き届いているかといったことから、社風や「社員がどのような心持で仕事をしているか」を推察している20代が多いのではないかと学情は分析している。
今回の調査は、学情が運営する20代専門転職サイト「Re就活」の来訪者を対象に、Web上で実施した。調査期間は3月1〜14日で、有効回答数は790人。
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