○オリックス3―1ロッテ●(9日・ほっともっと)
球界最高の右腕はどこまで進化を続けるのか。自己最速の159キロを計測したオリックスのエース、山本由伸が力強い投球で、リーグトップの9勝目を挙げた。
ブルペンから調子が良かったとの言葉通り序盤から直球が走り、常時150キロ台後半を計測した。二回1死、ロッテの5番・井上晴哉への2球目、内角高めのボールが自己最速159キロを記録すると、球速表示にちらっと目をやった。「いつもより(球速が)出ていたので、力んでいるのかと気にした部分もあった」というが、問題はなかった。不運な当たりで1点は失ったが、8回120球で今季最多11三振を奪った。
「自分のコンディションを整えることが一番大事」と、調整方法にこだわりを持つ。食事に気をつかうだけでなく、食べる時間や寝る時間、入浴する長さなど練習以外の部分も決して手を抜かない。調子が良い状態を継続させるという意識が、安定した投球を支えている。
何かを大きく変えなくとも、日々の地道な努力の積み重ねがさらなる成長につながることを知っている山本。試合後、球速について問われると「もちろん、まだ上がると思う」と即答した。昨季、投手4冠を達成した23歳の若武者は、まだまだ高みを目指す。【潟見雄大】
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