就職情報会社の学情の20代を対象にした勤務スタイルに関する調査で、転職活動において毎日在宅勤務可能な「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がると答えた人は7割にのぼった。一方で出社の機会がある企業は志望度が上がるとの回答も約半数あった。20代では出社しない働き方を求める意向が強まっている一方、出社への支持も一定数あることがうかがえる。
調査は7月29日~8月6日に同社の20代専門転職サイトの訪問者へインターネット上で行った。有効回答数は247人だった。
「転職活動において『フルリモート』や『居住地自由』の企業は志望度が上がるか」という質問に対し「上がる」「どちらかと言えば上がる」と答えた人は合計で74.9%だった。「地方に住んでいるので、地方在住のままで首都圏の企業で働くことができたらうれしい」「居住地自由だと、ライフステージに合わせて柔軟に働けると思う」などの声が寄せられた。
「出社の機会がある企業は志望度が上がるか」という質問に「上がる」「どちらかと言えば上がる」と答えた人は合計で48.6%だった。「出社し、対面で話すからこそ社内の信頼関係を築くことができる」といった理由が挙がった。
「バーチャルオフィスにアバター(分身)が出社する働き方ができたら使ってみたいか」との問いに「使ってみたい」との回答は「どちらかと言えば使ってみたい」を含め59.5%だった。「最先端の技術を体験してみたい」「アバター同士でのコミュニケーションでも、対面でのコミュニケーションの代わりにはならないと思う」といった声が寄せられた。
からの記事と詳細 ( 出社不要の企業への転職志望度、7割が「上がる」 学情 - 日本経済新聞 )
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