給料上がる経済を 国民民主の玉木代表来和
国民民主党の玉木雄一郎代表は18日、和歌山市のJR和歌山駅前で街頭演説を行い、「給料が上がる経済を取り戻すことを全ての政党に呼び掛けている。頑張る人が報われる社会のために知恵を結集していく」などと訴えた。
昨夏の参院選後、玉木代表が行っている全国キャラバンの一環。雪が舞う寒さの中、約100人が街頭に集まった。
玉木代表は、日本の実質賃金が25年以上、上がっていない現状について、「この間の経済政策が間違っているからであり、全ての政党に責任がある」と述べ、給与アップの実現を目指す党の姿勢を強調した。
演説終了後、報道陣の取材に応じた玉木代表は、元党所属の衆院議員で、17日に就任した岸本周平知事について、「街頭に立ち、地道に国民の声を聞く政治手法を貫いてきた。地域に根差した、県民目線の県政で頑張ってほしい」とエールを送った。
岸本氏の辞職により、来春に想定される衆院和歌山1区の補選については、議席維持に意欲を示したが、「具体的には決まっていない。県連で検討した上で、党として判断する」と述べた。
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