「湧き上がる何かが生まれにくい」 リモート指導、遠隔ミーティングで夏4強・富山国際大付は出来る準備を続ける
2020.05.04
写真は2019年6月から
今回の新型コロナウイルスの影響で、SNSなどを駆使してコミュニケーションをとるチームが一気に増えた。意図した形ではないかもしれないが、高校野球界の1つの変革期と言っても良い状況に上手く順応しているのが昨夏富山大会ベスト4の富山国際大付属だ。
4月は1度練習試合ができただけで、ほとんど練習ができていない状況。5月いっぱいまで在宅学習期間が延長となったため、活動再開予定が最速で6月1日になった。「こちらとしても選手としても難しさはありますし、湧き上がる何かが生まれにくい」と電話取材で語ったのが部長として選手たちに携わる小谷浩先生だ。
「土日のたびに練習試合をしたり、一日練習したりできないので、練習量や時間はどうしても減ってしまうと思います」
まとまって練習ができない富山国際大付属だが、Google社が提供するClassroomを活用して活動自粛期間を過ごしている。富山国際大付属では生徒全員がiPadを所有し、今は学校全体で毎日、遠隔授業を行いClassroomを使っている。同じサービスを野球部も活用し、リモートでのやりとりになるが島 実沙樹監督から選手に向けて毎日の練習メニューを提示。
それを選手たちが確認して自宅付近で各自練習している状況。またトレーナーから与えられたメニューを動画で撮影して提出し、指導を受けたり遠隔ミーティングを行ったりするなどコミュニケーションを兼ねて一緒に練習をしている。
1年生に関しても入部を決めた選手はClassroomに入り、ともに活動をしている。3学年がリモートにはなるが、監督からの指示を受けながら出来る準備を続けている。「気持ちのケアは必要だと思いますが、『大会に向けてやることはやろう』と伝えています」と目線は既に夏に向かっている。今取り組んでいることが実を結ぶのか、夏の大会ができることを祈って待ちたい。
(取材=編集部)
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May 04, 2020 at 04:04AM
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